2013年6月14日金曜日

ヤツとの攻防、そして勝利への記録・・ゴキジェットプロありがとう:日常の光景

昨日、台所にいくと黒い影がカサカサと・・

ぎゃーー!

毎年どこからか現れるゴキ○リが今年も登場。
なんで、どこから、どうやって侵入してくるのかわからないが、ふと見るとそこにいる。
そう、

ふと見るとそこにいる

何かの唄の歌詞で、恋人や好きな人がさりげなくそばにいるというような情景を連想させるロマンチックなフレーズ。
とてもヤツらには似つかわしくない表現だが、このときの状況はまさにそんな感じ。

現実逃避したい恐怖に、思わずそんな妄想の中へ逃げ込みたくなるが、やはり世の中そんなに甘くない。
紛れもなく今ここに、恋人でも好きな人でもないヤツがいるのだ。

カブトムシも似たようなものなのに、なんでヤツだけこんなに気持ち悪いのか


恐ろしさのあまり色々な思想が頭に浮かぶが、かなりの努力でそれを振り払い、目の前の黒い敵に集中する。
半分パニックになりながらもヤツの動向を目の端で捕らえつつ(見たくないけど)、流し台の下からすばやく武器を装着。
今回取り出したのは、

アース ゴキジェットプロ 450ml(狭い場所でも噴射できる隙間ノズル付きだ)



しかし、新品だったので安全装置が働き、それを取り除かないと発射ができない。
ヤツの手前、平静を装っているものの、本心はかなり動揺していたため、小さな文字で書いてある「使い方」を読んでもなかなかうまくいかない。

もたもたしていると逃走してしまう!(しかも飛んだら多分気を失う)

すでにジリジリと移動していつ飛び立つかわからない体勢のヤツに、普段は秩序正しく冷静な行動をとれる日本人の理性ももはや消失。
「使い方」の説明を無視して力ずくで安全装置をもぎとるとヤツに向けて照射。

よし、命中!

ところがヤツは、絶命しないばかりか、こともあろうに食器棚に逃亡。
(食器を出そうと戸を開けておいたのがまずかった)

食器を人質にとる気か

これでは無暗にスプレーできない。
すれば当然食器も汚染され、中にあるもの全て洗わなければならなくなる。
(この時点でヤツがいる棚の中の食器を取り出す勇気はもはやない)

・・・でも待てよ。
逆に、戸を閉めてしまえば中は密室ではないか。
毒ガスを満たしてしまえば、この限られたエリアの中で確実に仕留めることができる。

ヤツの始末か、食器の救出か・・・

どうする?!

数秒の逡巡後、前者採用。
逃げ場を失ったヤツに向け、食器がいっぱいの棚の中にガスを噴射した。

しばらく後、戸を開けて、お皿の後ろに倒れているヤツの遺体を確認。
現場はいたって整然としていたが、かすかに残る薬の匂いが、数分前の惨劇をかもし出していた。

しかしほっとするのもつかの間、ゴ○ブリ退治における一連の作業の中でも、もっとも精神的負担が強いられる遺体回収の任務が残っている。

お皿をすべて出して、ポツンと横たわるヤツの遺体にできるだけたくさんのいらない紙をかぶせ、指先に感触が伝わらないようにそーっと包み込み、決死の覚悟でつまんでポイ!

・・・

おわった・・・

かなりの疲労感を抱きつつ、その後、黙々と棚と食器を洗った。



そして今日、今後も繰り返されるであろう侵略行為に先手を打つべく、

ブラックキャップ(たくさん置ける12個入り)


を新たに配備。
これでディフェンスとオフェンス、両陣営から敵にダメージを与えられるはずだ。
こうなってはヤツらも簡単には姿を現すまい。

今年の夏は君らに託す。いい仕事をしてくれ

それにしても、最近の殺虫剤は本当によくできている。昔のに比べると、匂いも少ないし、ほんの数回の噴射ですぐに動かなくなった。



最後に・・・
いざというときのために、「使い方」はあらかじめ確認しておこう。


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