2023年4月8日土曜日

コーカサス旅行記#67-メトロポールホテルの朝食後、聖なる場所エチミアジンへ

旅行時期:2018年10月

9日目

いよいよコーカサス旅行最終日。
アゼルバイジャンから始まり、ジョージアを経てアルメニアまでの3カ国周遊も、残すところ実質今日一日となりました。



まずはホテルのレストランで朝食。
早朝でしたが、何種類もの料理が綺麗に並べられ、さすが都会のホテルといった感じ。








8時、ホテル出発。
今日はバスが変わり、2カ月前に買ったという新車です。



=====ガイド=====
これからエチミアジンへ向かっていく。最初は、ズヴァルトノツ遺跡で7世紀の教会だが、大地震で倒れてしまった。

その後は、リプシマ教会へ。リプシマはアルメニアで布教活動をしていた美しい女性で、アルメニアの王の求婚を断って殺されてしまった。そのリプシマのお墓の上に建てられた教会。
続いて、アルメニア教会の総本山で世界遺産のエチミアジン大聖堂へ向かう。現在修復中だが、中を見学することができる。

エチミアジンの観光が終わったら、エレヴァンに戻りマテナダランという博物館に行く。
そしてガルニ村へ移動し、ランチのあとローマ風呂が見られるガルニ神殿へ。
最後にゲガルド洞窟修道院を見学して観光終了。エレヴァンのホテルで少し休み、空港へ向かう。

アルメニアでは最近まで使徒教会ばかりあったが、今ではロシア正教会やカトリック教会も増えてきた。また、今新しく中国大使館を作っているが、中国との関係もシルクロード時代から良く、様々な交易をおこなってきた。

アララト盆地はアルメニアの中で最大の盆地で、アララト山からアラガツ山の間に広がっている。アラガツ山はアルメニアの中で一番高い山で、標高は4095m。
アララト山脈の中で一番高い山はアララト山で5165mあるが、今はトルコになってしまったため、アルメニア共和国での最高峰はアラガツ山となっている。

これから行くズヴァルトノツ遺跡は、ヴァガルシャパトという町にあるが、アルメニア人はヴァガルシャパトではなく、エチミアジンと呼んでいる。
「エチミアジン」は、古いアルメニア語で「神様の一人の息子が降り立った場所」という意味。そこから、総本山の大聖堂も「エチミアジン大聖堂」となった。

世界遺産でもあるエチミアジンは、イエスキリストがグレゴリウスの夢の中で降臨し、キリスト教の教会が最初に建てられた場所のため、アルメニア人にとってとても神聖な場所となっている。
===============

【関連リンク】

↓この記事がお気に召したらソーシャルで共有してくれると嬉しいです↓
(ボタンは記事の一番下)






0 件のコメント:

コメントを投稿