空いた時間を見つけては読みふけっています。
そのため、けっこうなペースで読んでしまい、次々に新しい本を購入。
今では家の本棚にも入りきらないくらいに増えてしまいました。
タブレットを持っているので、電子書籍への移行も考えましたが、
なんだかやっぱり紙の方が好きで、なかなか離れられません。
そんな中、最近買いだめしておいた本を読みきってしまいました。
読んでいたのは、畠中恵さんの「しゃばけ」シリーズ。
【あらすじ】
江戸有数の薬種問屋の一粒種・一太郎は、めっぽう体が弱く外出もままならない。ところが目を盗んで出かけた夜に人殺しを目撃。以来、猟奇的殺人事件が続き、一太郎は家族同様の妖怪と解決に乗り出すことに。若だんなの周囲は、なぜか犬神、白沢、鳴家など妖怪だらけなのだ。その矢先、犯人の刃が一太郎を襲う…。愉快で不思議な大江戸人情推理帖。日本ファンタジーノベル大賞優秀賞。(BOOKデータベースより)
以前は現代のミステリーや冒険ものばかり読んでいたのですが、
高田郁さんの「みをつくし料理帖」シリーズを読んでから、
すっかり時代物(特に江戸時代)にはまってしまいました。
【あらすじ】
神田御台所町で江戸の人々には馴染みの薄い上方料理を出す「つる家」。店を任され、調理場で腕を振るう澪は、故郷の大坂で、少女の頃に水害で両親を失い、天涯孤独の身であった。
大阪と江戸の味の違いに戸惑いながらも、天性の味覚と負けん気で、日々研鑽を重ねる澪。しかし、そんなある日、彼女の腕を妬み、名料理屋「登龍楼」が非道な妨害をしかけてきたが・・・・・・。料理だけが自分の仕合わせへの道筋と定めた澪の奮闘と、それを囲む人々の人情が織りなす、連作時代小説の傑作ここに誕生!(BOOKデータベースより)
しゃばけも面白いのですが、
個人的には、みをつくしの方が毎度心を揺さぶられています。
簡単にいうと勉強できて泣ける物語が多い。
とはいえ、両方ともちょっと色が違うので、比べるのは邪道かもしれませんね。
どちらもまだシリーズの途中なので、最新刊が出るのを心待ちにしています。
そういえば今まで、小説のシリーズものというはあまり好きではなく、
あえて避けてきたというところがありました。
なぜなら、もし途中でつまらなくなったら、
- せっかくここまで読んだんだし、つまらないながらも最後まで読み続ける
- スッパリやめて、中途半端な気持ちを抱えつつ今までのを古本屋に売り飛ばす
今でも、一冊でバッサリスッキリ終わるのが好きですが、
思えば、その話がかなり面白かったりすると、読み終わる頃には、
あ~終わってほしくないなという気持ちになっていました。
そういう意味で、面白いシリーズものというのは、
「あ~終わってほしくな」という感動を毎回読者に与え続けているということですから、
長く続けば続くほど、その作家さんの力量がすごいということなのでしょうね~
これからもそんないい本を発見して、どんどん読んでいきたいと思います。
ちなみに、今は、新しく読むのがなくなってしまったので、
鮎川哲也さんの「黒いトランク」を再読し始めました。
結末はすっかり忘れているので、いろいろ推理しながら読んでいます。
(と同時に次に何を読むか物色中)
【あらすじ】
格別の評価を得る推理小説の一大傑作。-一九四九年十二月十日、東京・汐留駅に届いた大型トランクのなかから、男の腐乱死体が転がり落ちた!容疑は当然、九州からトランクを発送した近松千鶴夫にかかったが…彼もまた、瀬戸内海上に漂う死体として、岡山県で発見されたのだった!真犯人が構築した純度百パーセントの難事件。鬼貫警部に勝算はあるのか…!?(BOOKデータベースより)→今まで読んだ旅のお供におすすめな本
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