↓パキスタン北部フンザのハセガワ・メモリアルスクール
パキスタンのパスー村にある日本に所縁の学校がテレビで紹介されていました。
そことは違いますが、以前私が訪れた、その学校がある村から少し南に下ったカリマバードのハセガワ・メモリアルスクールのお話です。
この学校は、ウルタルで雪崩に遭い亡くなった登山家「長谷川恒男」さんの意志を継ぎ、奥様たちが建てられた学校で、私が行った当時は580人ほどの生徒が通っていました。
あれは、2010年の春。
杏の花が咲き誇るフンザの谷にお花見に行きました。
花が咲く季節は「花曇り」ともいうので、お天気にはあまり恵まれませんでしたが、その分、満開の花を見ることができました。
フンザでは、中心地のカリマバードのフンザエンバシーホテル(映画:「草原の椅子」のロケでも使われた)に3連泊し、周辺の観光をしていましたが、その中で「ハセガワ・メモリアル・パブリックスクール・アンド・カレッジ」にも訪れました。
私たちが訪れたときはちょうど校庭で朝礼をしており、全校生徒が集まっていました。
話をしていた校長先生が私達に気づき、こちらへどうぞと生徒達の前に私達を呼び寄せ、この学校やフンザと日本との関係の説明などをみんなに話していました。
続いて、歓迎のしるしと低学年の生徒たちが踊りを披露。
フンザの人たちは踊りが大好きで、小さな子供もすぐに踊ることができます。
お返しに、メンバーの中の元大学教授が代表で挨拶をし、踊りのお礼にみんなで「ふるさと」を合唱。
すると今度は、またお返しに生徒たちが「長谷川さんの歌」というのを披露してくれました。
この歌はその名の通り、この学校を設立した長谷川さんのために作られた歌で、歌詞の中にも、
♪♪♪はせがわ~~♪
と名前が出てきます。
フンザへ行くには険しいカラコルムハイウェイをひたすら走り、イスラマバードから数日かけて行かなくてはなりません。
しかし、「風の谷のナウシカ」の谷のモデルともなったと言われるほど、日本では見られないような壮大な景色が広がっているので、その地に立てばきっと感動することでしょう。
機会があればぜひ訪れてみてください。
→パキスタン北部フンザ旅行記
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