旅行期間:2015年5月
2日目
片貝沼の脇を回ってホテルやゲレンデのある方へ抜けていきます。
ここまで来るとこの辺りで働いているらしいスタッフの人の姿が数人見えましたが、どこもクローズしているせいか、観光客は誰もいません。
ここから車道が続いていたのでそちらに行ってみました。
地蔵山方面に道なりに進んでいくと大きなゲレンデ(樹氷原コース)に出て、下の方には蔵王ロープウェイの樹氷駅が見えました。
ここで、同じツアーのご夫婦に遭遇。
山の麓に鴫の谷地沼という沼があるのですが、そこからずっと登ってきたらしい。あとでわかりましたが、かなりの距離です。
このゲレンデを登っていけば地蔵山ですが、パッと見る限りけっこう距離がありそうな感じ。しかも山頂直下の坂はなかなかの急登ぶりです。
この坂はザンゲ坂という名前で、その名の由来は、このあたりの樹氷が雪が重くて頭を下げている姿に見えるからというものらしいのですが、ぐったりしながらここを登る人間にも充分あてはまる名前だと思います。
しかし、せっかくここまで来たし行けるところまで行ってみることにしました。
少し先までご夫婦も一緒に登ってきましたが途中の分岐で下山。確かにあの距離を登ってきたのなら、この先に待ち受ける急登はちょっと嫌になるのもわかります。
止まっているリフト乗り場で少し休憩。蔵王の風景が一望できました。
そして最後の登りへ。
道の脇にはスキーヤーのために頂上から麓までどれくらいの距離だかわかる番号札が立ってるのですが、それをみながらあと何個分だと自分を励ましながら登って行きました。
これ、坂道だったから良かったものの(自分の歩幅で歩けるから)、ずっと階段だったらかなりバテていたかもしれない。
また、いたるところに雪は残っていたものの適度にしまっていて歩きやすかったのも助かりました。長野の四阿山に登った時はズボズボ沈んで泣きそうな思いをしましたが、それに比べればまだ楽な登りだったと思います。
昨日ロープウェイで来た地蔵尊に到着。
ここから更に右側の山道を登っていくと15分ほどで地蔵山の山頂に至ります。
しばらく雪の斜面を進むと岩がゴロゴロした道になりほどなく登頂。
山頂はとても開けていて、ここから見る限り熊野岳までなだらなか稜線を歩くことが出来そうです。
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