↓金時山から見た富士山
富士山と美保松原が世界文化遺産に登録されました。
登録が危ぶまれていた美保松原もまさかの合格ということで、日本人としてはうれしい限りです。
世界遺産の威力はすごいので、これから日本人のみならず、外国人観光客も怒涛のごとく訪れることでしょう。
それによる経済効果も数百億円にもなるという試算もあるほどです。
一方、そうなると環境への影響も心配されるところ。
対策として入山料を取るなどの施策が出ていますが、それも仕方がないことだと思います。
世界の有名な世界遺産では、維持管理のために入場料を徴収するところも多く、例えばネパールのエベレスト街道があるサガルマータ国立公園は、富士山と同じように自然のものですが、外国人に対して入域料をとっています。(ネパール人は無料)
→エベレスト街道トレッキング記
また、ペルーのマチュピチュでは、今まで入場料はあったものの、2011年から人数制限も開始されました。1日2500人(シーズン中は緩和されることも)までで事前に予約が必要だそうです。
(予約は旅行会社やこちらのサイト(スペイン語)から)
それを知らないで行った人が、マチュピチュを目の前にして結局見れずに帰ってきたという悲惨な話もあります。
私が行ったときはまだ規制がないときでしたが、オープン前には入口に長い行列ができていました。確かにあれでは、遺跡の劣化も免れない状況だったでしょう。
→マチュピチュ旅行記
そのような訳で、富士山もちゃんと入山料をとって、その分しっかりと管理していくのがいいと思います。
もちろん、訪れる私たちもきちんとマナーは守らないと、ですね。
7月1日は富士山の山開きです。
それに関する情報をこちらに掲載しているので、よかったら参考にしてください。
↓この記事がお気に召したらソーシャルで共有してくれると嬉しいです(ボタンは記事の一番下)↓
0 件のコメント:
コメントを投稿