旅行期間:2014年7月
2日目
弘法清水を出て、山頂まで最後の登りです。
さらに斜度がきつくなり、暑さと今までの疲労も手伝って気が滅入ってきます。
ここでも視界が木に遮られ、一部を除いてあまり展望はありません。
延々と続く登りに心をポキポキ折られながら、それでも一歩ずつ登っていくと、やがて森が切れ頭上に青空が広がりました。
目の前には岩がゴロゴロころがる山塊が現れ、どうやらその上が頂上のようです。
最後の一山を登り、八方台登山口から約2時間半でついに登頂。
あたりにはたくさんのトンボが飛び交っていました。
山頂からは360度の絶景が見渡せます。
標高が1816mとそんなに高くないわりに、このような景色が見られるのはとっても得した気分。
頂には、三等三角点や、その昔足長手長という巨人の化物を封じたという磐梯明神の祠があります。祠は周りの岩と同化してちょっとわかりにくく、岩が積まれたケルンの猪苗代湖側にありました。
さらに、営業日時はわかりませんが、岡部小屋という小さな山小屋(宿泊不可)もあり、飲み物やちょっとした食料も買うことができます。(私達が行った時は開いてました)
ひととおり写真を撮って休憩したあと、下山開始。
時刻は11時前ですが、まだまだ続々と登山者が登ってきます。中には小中学生の団体さんも多く、付き添いの先生や親たちと一緒にがんばっていました。
山登りのときはいつもそうですが、帰りの下りのときに登ってきた坂の斜度を実感します。
今回も、こんな急なところよく登ってきたなと思いながら、一気に弘法清水まで下りていきました。
本当は、帰りは八方台ではなく、ホテルに近い裏磐梯登山口まで歩いていくつもりだったのですが、友人の靴のソールが剥がれてしまい急遽八方台へ変更。
ホテルの送迎を頼んでいなかったので、弘法清水で連絡し迎えに来てくれるようお願いしました。
事前のネットでの情報で、八方台付近では電波が悪く携帯が通じないとのことだったのでここでしたのですが、結果これが大正解。八方台では本当に携帯(ソフトバンクとドコモ)が圏外になっていました。
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