1日目
入り口の柳沼に着きましたが、すぐ近くの桧原湖に寄ってから帰ることにしました。
桧原湖
目の前にあるこの桧原湖は、誕生してから百数十年の新しい湖です。1888(明治21)年7月15日に、水蒸気爆発による噴火で、磐梯火山の山体の一つである小磐梯が崩壊し、岩のかたまりが北川に流れ下りました。これを岩なだれ(岩屑なだれ)と言います。当時、磐梯山の北川には多くの川や沢が流れていました(図1)が、岩なだれがこれらをせき止め、桧原湖をはじめとする300余りの湖沼が誕生しました(図2)。
湖は一瞬にできたのではなく、少しずつ水位を増していったことが、この噴火から1週間後の右下の写真からもわかります。この写真は現在の雄子沢周辺で撮影されたもので、手前の山は京ヶ森です。
湖の手前側には多くの小島を見ることができますが、これらはその時の噴火でできた流れ山という地形です。流れ山とは、崩壊した山体のふもとに岩なだれが流れ下って堆積してできたもので、丸い小山のような形をしています。流れ山は、これらの小島だけではなく、磐梯山の北側に数百ほど存在していますが、多くは木々に覆われているため、ここから見つけることは難しいでしょう。1950(昭和25)年、この美しい景観により磐梯山周辺地域は国立公園の指定を受けました。(案内板より)
桧原湖はぐっと観光地の色が増し、桟橋にはカラフルなボートがたくさんスタンバイしています。
湖のほとりには大きな駐車場も完備され、いくつかのお土産屋さんも並んでいました。
湖岸からは島巡りの船も出ているようです。
特にこれといって惹かれるものがなかったので、10分ほどぶらぶらしてホテルに戻りました。
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