先日、ネットのニュースで、『「雪男」の正体 DNA解析で判明』という記事を見ました。
それによると、ヒマラヤ山脈で雪男が残したとされる体毛をDNA解析したところ、実はクマやヤギのだったということです。
試料は、博物館や個人収集家から集めた「異例な霊長類」のものとされる解析可能な30件。そのうち3件が雪男だと言われている体毛試料でした。
その3件を解析した結果、1件はスマトラカモシカという東南アジアのヤギ、他の2件はインドのラダックとブータンのもので、ホッキョクグマのDNAとの関連が確認されたそうです。
また、ビッグフットの研究も行われ、集まった毛髪試料18件のサンプルを調べたところ、ほとんどがクマや犬、狼などの動物でしたが、米テキサス州から入手した体毛房は、
毛深い人間のもの
だったらしい・・。
これによって、今まで謎とされていたものに終止符を打った形になりましたが、私としては、謎がわかってスッキリした気持ちと、謎のままにしておいてほしかったという気持ちが半々という感じです。
でも、科学が進化する限りこういうことはこれからもたくさん出てくるのでしょう。
雪男といえば、実は私は、ネパールのクムジュン村に行ったとき、そこのゴンパに大切に保管されている「雪男の頭皮の一部」(下の写真)というものを見たことがあります。
雪男業界では、けっこう有名なサンプルだと思うのですが、これは研究の対象にならないのだろうか・・。
でもまあ、解析の結果、まさかの毛深い人間のだったなんてことになったらちょっと複雑なので、謎のまま残しておいたほうがいいのかもしれない・・
今回解析された雪男のサンプルの出所であるインドのラダックとブータンにも行ったことがありますが、滞在中に雪男の話を聞いた覚えがない(もしかしたら旅行記の中に書いてあるかもしれないが忘却)ので、このニュースでは意外な気がしましたが、考えてみればどちらもヒマラヤのお膝元なので、もっと山奥の方に行けばそういう話が聞けるのかもしれないですね。
あのヒマラヤの絶景を目の前にすれば、どこかに本物のイエティがいても不思議はないと思えてきます。
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