先日、新聞で読んだのですが、化粧品や健康食品の販売を行っているファンケルが、
マーケティングオートメーション
というシステムを導入したそうです。
これは、既存顧客のリピート購入を促すために、約100万人の顧客にそれぞれにあった個別のメールを送るというもの。
企業からの販促メールというのは、誰でも一緒の文面が多いですが、これは、これまでの顧客の購買傾向などのデータを分析して、その人のために組み上げられた内容になるそうです。
もちろん、人数分のメールを人が作成するわけではなく、自動的に分析・作成されるため、この作業に関わるのはたったの4人だそう。
この記事を読んで、私が先日購入したドモホルンリンクルでも、同じことをやっているのかなと思いました。
こちらから届くメールも、個人に向けて作成されたような内容で、個人名が本文に散らばっているのはもちろん、私が選択した項目に対しての内容を織り交ぜて文章が作られていたりと、顧客の対応(とくに心理面)に対してすごく研究しているなと感じていました。
画一的なメールと違って、「自分のために書いてくれたもの」という感覚が得られると、その企業もしくは担当者に親近感や信頼感がわき、より購入してくれるようになると聞いたことがあります。
特に対面ではなく、ネットを中心に営業している企業となると、メールの内容やサイトのつくりなどは、購買意欲に直結すると思うので、力のいれどころなのでしょう。
相手の名前を会話の中にちょいちょい挟むと、知らず知らず気を許して交渉を進めやすくするなど、交渉術でよく出てくる心理的効果を狙った手法が、色々な場面で取り入れられているのでしょうね。
これからこういう個人に合わせたメールがますます増えてくる気がします。
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