2024年1月6日土曜日

コーカサス旅行記#69-アルメニアの世界遺産「ズヴァルトノツ遺跡」2

旅行時期:2018年10月

9日目

大聖堂の周りの遺跡を見ていきます。



=====ガイド=====
ズヴァルトノツ遺跡には神父たちが暮らしていて、ローマ時代のお風呂や会議室、祭事などを行うホール、ワインの貯蔵庫などがあった。

総司教のカトリコスの宮殿跡にワシの像があるが、ワシは紀元前9世紀からアルメニアのシンボルとなったもの。聖堂の柱の上にも鷲のレリーフが見られる。

聖堂の出入り口は普通1つしかないが、ここには5つある。建築家によると、ここは神様が選んだ神聖な場所なため5つになったそう。

クサビ型文字で王のメモが彫られている石板や、5世紀に発明されたアルメニア文字の日時計もある。この日時計は9世紀のもの。アルメニア文字は、発明時は36字だった。4つのレイズがあり、1番目は1~9、2番目は10~90、3番目は100~900、4番目は1000~9000。
これらの古い遺跡は他にもたくさんあるので、わざわざ博物館に貯蔵したりせず野ざらしになっている。

この穴はワインの貯蔵所。アルメニアでは紀元前8世紀からワインを作っていた。12種類のブドウがあり、今でもアララト盆地で栽培されている。また、山梨県へも種が持って行かれて同じブドウが作られている。
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今度山梨に行ったら、アルメニアのブドウから作られたワインを飲んでみたい。

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