7日目
午後は、カッパドキアを離れてアンカラまで移動です。
また移動時間を利用して、塩野七生さんの「ハレムのフランス女」の話をご紹介してくれました。
=====ガイド=====
「ハレムのフランス女」(「イタリア遺聞」に収録)
【送料無料】イタリア遺聞改版 [ 塩野七生 ]
【内容】
ヴェネツィアの運河を軽やかに滑るゴンドラはなぜ黒く塗られているのか?トルコのスルタンに献上されたフランス女の辿った数奇な運命とは?古代の聖地巡礼ツアーの有り様は?『オデュッセイア』を地中海世界風に読み解けば…etc.。生身の人間が作り出した地中海世界の歴史。そこにまつわるエピソードを、細部にこだわり、著者一流のエスプリを交えて読み解いた好エッセイ。
【目次】================
ゴンドラの話/デスデモナのハンカチーフ/ヴェネツィアのホテル/ある遺言書/城塞の話/ハレムのフランス女/オデュッセイア異聞/スパルタの戦士/大使とコーヒー/法の外の文明〔ほか〕
(「BOOK」データベースより)
献上品として贈られたフランス女エメの数奇な運命。
エメは、フランス本国から両親の住む植民地のアルテニカへ向かうために船に乗っていましたが、その船がアルジェリアの海賊に襲われてしまいます。エメはアルジェリアの大使に献上され、その後トルコのスルタンに贈られました。そして、そこのハレムで奴隷という立場ながら男子を産んでスルタンの母になり、一生をハレムの中で生きていくという話です。
そんな物語を聞きながら車窓を眺めていると、トルコの広大な大地が広がり、赤い川という名前の川も見え始めました。空には大きな雲がゆっくりと流れています。
エメもこの空を見たのかな~
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