2013年12月14日土曜日

トルコ旅行記#26-「奴隷から皇后になった女」(「イタリア遺聞」に収録)の話

旅行期間:2013年9月29日~10月8日

5日目

続いて、ローマや東地中海世界の話をたくさん書いている塩野七生さんの「奴隷から皇后になった女」という話を紹介してくれました。

=====ガイド=====

「奴隷から皇后になった女」(「イタリア遺聞」に収録)

【送料無料】イタリア遺聞改版 [ 塩野七生 ]
【内容】
ヴェネツィアの運河を軽やかに滑るゴンドラはなぜ黒く塗られているのか?トルコのスルタンに献上されたフランス女の辿った数奇な運命とは?古代の聖地巡礼ツアーの有り様は?『オデュッセイア』を地中海世界風に読み解けば…etc.。生身の人間が作り出した地中海世界の歴史。そこにまつわるエピソードを、細部にこだわり、著者一流のエスプリを交えて読み解いた好エッセイ。 
【目次】
ゴンドラの話/デスデモナのハンカチーフ/ヴェネツィアのホテル/ある遺言書/城塞の話/ハレムのフランス女/オデュッセイア異聞/スパルタの戦士/大使とコーヒー/法の外の文明〔ほか〕
(「BOOK」データベースより)
================


幸運に恵まれたと言われるスルタンスレイマン1世とロシアから奴隷として献上されたロクセラーナ(ヒュッレム・スルタン)の話です。

まるで映画のような人生を送ったロクセラーナ(ロシア女という意味)は、決して美女ではなかったようですが、奴隷から皇后までのぼりつめるほどの切れ者。あらゆる手を使いその地位を得、さらに自分の息子を次期スルタンにすべく奔走したそうです。

興味のある方はぜひ読んでみてください。


↓この記事がお気に召したらソーシャルで共有してくれると嬉しいです↓
(ボタンは記事の一番下)




0 件のコメント:

コメントを投稿