2013年9月25日水曜日

姫路旅行記#11-姫路城の菱の門とその周辺

旅行期間:2013年8月29日~8月31日

3日目

昨日同様、チケット売り場で400円のチケットを買い中へ。
入り口には、黒田官兵衛の誼で長浜城・大阪城にも入城しようと書いてあるパネルが立っていました。
そこには、
2014年のNHK大河ドラマは、「軍師 官兵衛」に決定しました。秀吉が官兵衛を補佐として戦った中国攻めを通してみた時、長浜城はその本拠地、姫路城はその前線基地と言えるでしょう。また、秀吉が官兵衛の助力により天下統一を果たした象徴が大阪城と言えるのです。官兵衛の姿は長浜・大阪・姫路、この3城をめぐってこそ、初めてその全体像が分かります。
とあり、またまた姫路城が注目されそうな予感がします。



坂を上って菱の門で写真を撮っていると、そこにいたガイドさん(昨日とは別の人)が「ちょこっとガイドしましょか」と声をかけてくれました。
ではお言葉に甘えて・・とメモを取り出しスタンバイ。


菱の門


 

なぜ菱の門というのかというと、菱の花の彫刻がふたつあるから。
菱の花は沼地に咲く小指くらいの小さな花で、昔この辺に沼があったと思われる。

そしてこの門から続いている白壁は88.7mあり、姫路城で3番目に長いもの。
また白壁にあいている○や△や□の穴は狭間(さま)といい、ここから銃や弓で攻撃する。長方形の穴が弓用。

 

門の上にある窓は、両側の曲線があるのが華頭窓、間のが武者窓という。
そしてその下の櫓をすいてきやぐら(漢字不明)といい、加藤清正が朝鮮から持ってきて、ここと熊本城にしかない。




三国掘曲輪


門を入ってすぐのところにある池。
このエリアに敵がたまらないように池にした。
そして両側から攻めると逃げられない構造になっている。


るの門


菱の門からは見えない石垣に開けられた穴門で、敵に気づかれることなく攻め込むことができる。




石垣の稜線


縦に入っている稜線を境に右が羽柴時代の野面積、左が池田時代の打込接ぎ(うちこみはぎ)。




時間があれば城内全部ガイドして周ってくれるようでしたが、残念ながらお昼までにホテルに戻らないといけないのでここでお別れ。
これから西の丸を見に行くというと、「それならひとつ教えときましょ」と言って、

千姫はヘビースモーカーやったんやで

「その証拠に千姫の部屋にタバコセットが置いてあるから見ておいで」と、いいとこのお姫様のイメージがガラガラと崩れるようなことを教えてくれました。
ふと、

ホント、この着物重いのよね

とタバコをふかしながら毒づく姫の姿がチラつきました。


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