2015年10月13日火曜日

キルギス・カザフスタン旅行記#32-岩絵野外博物館

旅行期間:2015年7月

5日目

8時半ホテル出発。
今日は、岩絵野外博物館を見学後、カラコルへ向かいます。

博物館へはホテルから30分ほどで到着。
高台にあるので、イシククルと天山山脈が綺麗に見渡せます。

 









中へ入り、まずはエリさんについて主な岩絵を見ていきます。

=====ガイド=====
岩絵博物館に描かれている動物は、紀元前8~5世紀のサカ族のものと言われている。昨日のブラナの石人と違って、もともとこの山の上にあり、昔あった川の水に流されてここまできた。
山ヤギなどの絵は、キルギスの伝統的な敷物のデザインにもなっている。イスラム教では偶像崇拝は禁止されているが、こういうのを見ると、キルギスのイスラム教はいろいろなものが混ざっていることがわかる。
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なかなか見にくいものもありますが、目ぼしいものにはちゃんと看板が立っています。

=====ガイド=====
ここはスキタイ族のお墓だった。
今のキルギスでも土葬のときは、まず死体をボズイ(伝統的なゲルのようなもの)の左に3日間置いて、その後ゲルを集め、死体を置いたところをこのように丸くしておく。
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=====ガイド=====
ここには2匹描いてある。この角はこれまでのと違って三角になっているが、敷物の淵の模様はここからとられたと言われている。
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ここからは自由時間で、各自岩絵の探索に出かけます。
中にはいたずらで描かれているものもあるので騙されないように。

本物かどうかはわかりませんが、けっこうあちこちでそれらしいものが見つかり、宝探しのようでなかなか楽しい。










ここには地元の子供たちがよく来て、観光客に岩絵のある場所を案内するアルバイトをしているそうなので、本物が見たければ頼むといいかもしれません。


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