好文亭のあとは、再び園内を散策。
好文亭中門を通って気持ちのいい森の中を歩きます。
坂を下ると吐玉泉と太郎杉がありました。
吐玉泉
このあたりは昔から湧水の多かったところで、徳川斉昭は偕楽園造成に当たり地形の高低差を利用して集水し、造園上の景観を考慮した白色の井筒を据えた湧水泉を設置しました。
この水は眼病に効くといわれ、好文亭の茶室何陋庵の茶の湯にも供されました。
泉石は常盤太田市真弓山の大理石で、寒水石ともいいます。現在の泉石は四代目で、昭和62年(1987年)12月に更新したものです。
湧出量は、1日約100トンです。(案内板より)
太郎杉
推定樹齢800年。
かつて太郎杉の周囲には杉の巨木があり大きい順に名前が付けられていました。五郎杉まであったようですが、現在あるのは太郎杉だけです。(案内板より)
さらにそこから少し下って池のある庭園へ。庭の木を見るとすでに紅葉が始まっているものも。
その後、孟宗竹林を経て東西梅林を通り東門の方へ戻ることに。
名所の梅林はまだ時期ではないですが、この本数の梅が一斉に咲いたらそれは見事だろうな~
東門からもう一度見晴広場へ。
見晴広場の仙奕台からは、澄み渡った青空の下、遠くまで綺麗に景色が見渡せました。
仙奕台(せんえきだい)
千波湖をはじめ周囲の景観が一望できるこの突き出た台地を仙奕台と称します。
「奕」は囲碁を意味し、四方を眺め湖上から吹き上げる涼風を受けながら碁や将棋などを楽しんだところです。
石でできた碁盤や将棋盤、琴石、卓石は当時のものです。(案内板より)
こんなところで、将棋や碁を打っていたなんて風流ですね~。
東門のところにある見晴亭には、お土産や観光案内、休憩所もあるので活用するといいでしょう。
さすが日本三名園、とても見ごたえがありました。
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