サッカーのレジェンドマッチの後は、いよいよ楽しみにしていたブルーインパルスによる展示飛行です。
1964年の東京オリンピックで見事な五輪マークを描いてから50年、再びそのフライトが国立競技場の上空で披露されるのです。
ブルーインパルスの一員であるという隊員の方がナレーターを務め説明が始まりました。
=====ガイド=====
1964年東京オリンピック開会式より、国立競技場の上空に五輪の輪を描いてから50年という歳月を経て再び、ブルーインパルスが帰ってまいります。
国立競技場最後のイベントに、我々ブルーインパルスも参加できまことに光栄であります。
これから約10分間、大空を彩るスモークの航跡と美しい編隊飛行の妙技をお楽しみください。
ブルーインパルスは宮城県にある松島基地に所属していますが、本日はこの国立競技場から約32km北西にある航空自衛隊入間基地から飛来してまいります。
ブルーインパルスが到着するまでの間、ブルーインパルスについて説明させていただきます。
ブルーインパルスは航空自衛隊第11飛行隊に与えられた名称です。飛行隊長のもと、全国各地で展示飛行を行っています。
日本で唯一のアクロバットを専門とする第11飛行隊は、1960年(昭和35年)に創設されました。
1994年の東京オリンピック開会式を皮切りに、1998年には長野オリンピックの開会式に、そして2002年ワールドカップサッカー大会では、日本代表初戦において展示飛行を行い、その雄姿を世界に披露してきました。
本日のブルーインパルスは、会場の大型ビジョン側とその反対側の二方向から侵入してきます。
ナレーターの私が侵入方向を案内しますのでそちらをご覧ください。
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そして、今回の展示飛行を行うパイロットの紹介。
説明を聞きながら今か今かと待っていると、遠くの上空に6機の機体を発見。
思わずビシッとその方向を指さして、
きたーー
と叫んでしまいました。
会場もテンションマックスで大歓声。
まずは展示飛行の基本形というデルタ隊形です。
か、かっこいい・・かっこよすぎる!!
その綺麗に揃ってこちらに飛んでくる姿を発見したときは、あまりのかっこよさに鳥肌が立ちました。
今までの、のほほんとした雰囲気が一気に引き締まった感じです。
今回披露されたのは次の4つの形。
・デルタ隊形
・スワン隊形
・グランドクロス隊形
・リーダーズベネフィット隊形
どれもこれも完璧なできばえ。
真っ青な空に引かれる真っ白な雲が本当に美しかったです。
=====ガイド=====
現在ブルーインパルスには、パイロットの他に航空機の整備や管理など地上からバックアップするドルフィンキーパーと呼ばれる31名の隊員が在籍しています。
なぜドルフィンと呼ばれるのかというと、ブルーインパルスが使用している国産の中等練習機T-4のシルエットが海の中を優雅に泳ぐイルカの形に似ていることからドルフィンと呼ばれるようになりました。
今後もブルーインパルスを通して航空自衛隊を知っていただき、皆様に夢と感動をお届けできるよう日々努力を重ねていきます。
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あ~これを見られただけでも今日ここに来た価値がありました。
そして、重い思いをして望遠レンズを持ってきてよかったと、これほど痛感したことはここ数年で一番だったかもしれない・・
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