2017年3月20日月曜日

ミャンマー旅行記#03-ミャンマー一有名なシュエダゴン・パゴダ

旅行期間:2017年2月

1日目

入口を入ってすぐに靴と靴下を脱ぎカゴに入れます。そのあとセキュリティーチェックを受け奥まで行くと、トイレとお土産屋さんがあり、受付の脇のエレベーターに乗って上階へ行くことができます。





 



エレベーターを降りた場所から渡り廊下を渡ると、すぐ右側に大きな菩提樹の木がありました。

=====ガイド======
この菩提樹は、インドのブッダガヤにある菩提樹の種から育ったもので、約60年前に植えた。この根は40mあるこの丘の下まで届いている。菩提樹は小乗仏教では偉い木なので、ミャンマーの人たちは仏様のかわりとして拝んでいる。お寺のデザインも菩提樹の葉っぱをモチーフにして建てられた。
菩提樹の向かいにある絵は、仏教の勝利を表現した絵で、悪い神さまのマラを仏様が菩提樹の下で退けている。
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その後、ミャンマー一大きなパゴダへ向かいます。

=====ガイド======
このパゴダには、朝から晩まで約10万人以上訪れる。朝は4時半から夜は22時半まで。それ以外は閉められるが、それは、この境内には貴重なものがたくさんあるため。

仏塔は時計回りに回る。
仏塔にある柱ひとつひとつにお供え物を供えるが、それはヒンズー教の影響。ミャンマーはインドと中国の間にあるが、インドにより近いため、仏教はインドから伝わり、同時にヒンズー教の考え方も伝わってきた。ヒンズー教では、左と右で差別がある。左手は汚いものをさわる手のため、右手でパゴダを触れるように時計回りで周る。また、ミャンマーにはミャンマーの仏教の考え方もある。小乗仏教では、この世に仏様が4人いるとされ、一番目の仏が日が昇る東に位置し、次が南になっている。それを順番に拝むとなると時計回りになる。
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私たちも時計回りで歩いて行きます。
たくさんの仏像が安置され、仏塔の周りには参拝客でいっぱい。

=====ガイド======
パゴダの形の説明。一番下の金箔が張っていない部分は供物台となり、その上の小さな仏塔は仏様である大きな仏塔の弟子たちを表している。下半分は階段のようになっていて、空からみると八角形になっている。上の方は釣鐘の形になっていて菩提樹の葉のデザインがあり、球が並んでいるところは数珠を表現。一番上には76カラットのダイヤがある。

金は5トンくらいあり、もともとは金箔をはっていた。しかし、雨が降ると流れ盗まれることもあったため、金のプレートを接着剤ではった。

この形は、上に行くのは難しく、行ける人の数も少なくなるという人生を表している。広い階段状になっている下の部分は誰でもラクに上れるが、上になればなるほど上るのは難しい。だから、上の部分は細く斜度も急になっている。

このパゴダは歴史的にも重要なところ。イギリスとミャンマーとで今まで戦争が3回あり、2回目のときにここをイギリス軍が駐屯地として使った。理由は、この場所をミャンマーの人が大事にしていることを知っていて、ここを要塞とすれば攻撃できないと考えたため。そのため、その戦いではミャンマーは敗退し、パゴダにあった宝石や鐘などが盗られてしまった。しかしその鐘は、運ぶ途中で川に落ちてしまった。これから、その鐘のところへ行く。
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=====ガイド======
この「偉大なる鐘」は、イギリス人が川に落とした後川床の泥に半分くらい埋まってしまって取り上げられなかったが、ミャンマー人がミャンマーのやり方で引き揚げた。まず筏を作り満潮時に水力を利用して浮かび上がらせた。その様子が絵で描かれている。
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この鐘のお堂の前はお祈りの場となっていて、雨が降ってもみんなここで祈りをささげるそうです。また写真スポットとしても有名。




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