1日目
宿に戻って楽しみにしていたお風呂へ向かいます。
元泉館には3つの源泉があり、内2つが男女別々、ひとつが混浴(女性限定時間帯あり)です。
3つの異なる源泉(パンフレットより)
泉質は、(含硫黄ナトリウム塩化物炭酸水素塩温泉)で、3本の源泉は成分の違いにより、それぞれの効能を合計しますと、30種以上に上ります。
高尾の湯(大浴場・露天風呂)
江戸時代の名妓と謳われた二代目高尾が元湯の出身で、幼少のころは元湯の温泉にも入りました。高尾太夫にちなみまして美人の湯とされております。お風呂上りのお肌のスベスベ感をご堪能下さい。
効能:リウマチ性疾患、神経痛、運動障害(特に神経麻痺)などに。
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邯鄲の湯(岩風呂)
中国の故事、邯鄲の夢にちなんでつけられました。ひと時のご入浴ですが、お客様ご自身の邯鄲の夢をお楽しみ下さい。昔から医者いらずの湯としても有名です。
効能:切り傷、胃腸病、にきび、しもやけ、火傷、慢性便秘などに。
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宝の湯(檜風呂)
ある種の不妊症に効果的とされます宝の湯は、子宝に恵まれますように、との願いを込め名付けられました。旅先での転地効果も大切です。リラックスしてお入り下さい。
効能:糖尿病、婦人病、ある種の不妊症、慢性気管支炎などに。
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元泉館の温泉の楽しみ方(パンフレットより)
4つのお風呂湯めぐりと飲泉、温泉おかゆ、元泉館の温泉の楽しみ方は様々です。
入浴のポイント
入浴による健康づくりも入り方次第。からだを湯に慣らしながらゆっくりと。
入浴方法
- 「かけ湯」でからだを慣らす
からだをお湯に慣らすため、足から腰、肩、胸へと心臓に遠いところから順にお湯をかけてゆきます。最後に頭からかぶっても良いでしょう。マッサージ効果もあり、のぼせ、脳貧血の防止にもなります。 - 入浴は、からだに負担の少ない半身浴から
お湯の温度や水圧による急激な負担を避けるため、初めは半身浴から徐々に慣らして行きましょう。 - からだを洗う
湯船でからだを温めますと、古い角質もやわらかくなり、毛穴も開き、荒いやすくなります。ゴシゴシ洗わず、やさしくソフトに洗いましょう。 - 入浴時間は程々に
長湯は湯疲れして逆効果。額や鼻の頭がほんのり汗ばんできたら、湯船から出ます。ふちに腰かけて足を湯に浸したり、洗い場で一休みしましょう。 - 湯船の中で軽い運動を
体が慣れてきたら、湯船の中で手足の関節や筋肉を動かしたり、足腰を曲げるなどの軽い運動も良いでしょう。 - 入浴後は、なるべくシャワーを浴びないように
温泉の成分保持のため、なるべく湯上りのシャワーは使わずに、からだも軽く拭く程度が良いでしょう。足元に冷たいシャワーをかけますと、のぼせ防止になります。 - 入浴後の水分補給は十分に
発汗のため体内の水分が少なくなっています。ぬるま湯やスポーツドリンクなどでからだを潤します。 - 入浴後はゆっくり休みます
入浴でエネルギーが消費され、血圧や脈拍が変動するので、体調が安定するまでゆっくり休みましょう。
ということで、最初は、一番大きな高尾の湯(大浴場・露天風呂)に行きました。
大きな内風呂とちょっと小さめの露天風呂があり、露天風呂からは赤川渓谷を眺めることができます。
白濁した濁り湯とほのかな硫黄の香りが「温泉に来たぞ~」という気分にさせてくれる。
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このときはお客さんも少なく、露天風呂でのんびりとくつろげました。
お湯はぬるめなので、渓流を眺めながらずっと入っていられます。
涼しく清らかな風に吹かれながらの温泉はやっぱり最高に気持ちいい。日本人に生まれてよかった~とつくづく思う瞬間です。
そんな幸せ顔でしばらくぼけーーっと浸かってましたが、夕食の時間が迫りお腹も鳴ってきたので、これまた楽しみのひとつの食事に向かいました。
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