旅行期間:2014年9月下旬
1日目
ロビーに行って、明日行く予定の「塩原自然研究路」の情報を集めるためにウロウロしていると、元湯温泉についての説明書きを発見。
元湯温泉の歴史
元湯温泉の歴史は古く今から1100余年前の大同元年(806年)に如葛仙より発見されたことにはじまります。
この地には歴代の宇都宮藩主も訪れ藩の庇護のもと又、会津西街道沿いの宿場として栄え以前は「元湯千軒」といわれるほどの大賑わいでしたが、万治二年(1659年)の大地震でお湯が出なくなりました。人々は周辺地域に移り住み、八百年乃至千年に及んだ元湯繁盛は夢の如く消え去ったのです。当館の創設は明治17年で現在では、静かな赤川の渓沿いに三軒の旅館が佇んでいます。毎年九月に模催される「塩原温泉湯祭」は、当館の源泉を汲んで塩原十一湯の各祭壇に分湯する儀式で、いかにも湯の町塩原らしい温泉街の風情をかもし出しています。(説明書きより)
なるほど。今の静けさからは想像できないほど、昔は賑わっていたんですね~。
あとで見つけたのですが、旅館の廊下に当時の写真が飾られていました。今ほど交通の便がよくなかった当時は、山奥のこの場所までくるのも大変だったと思います。
その後、宿の番頭さんに、「塩原自然研究路」の登山口がある新湯への行き方を教えてもらったので、途中まで下見に行ってみました。
宿から100mほど行ったところにある橋を渡りそこからひたすら上り坂を登っていきます。
道は舗装され車も通れる広さですが、木々が生い茂りとても涼しく心地よい。途中、キノコやマムシなんかも見られました。
少し行くと、「上滝」と書かれた看板があったので階段を上ってみると、小さな展望台がありそこから滝が見えました。思いのほか大きく水量も多い。
階段を下りてさらに登っていくと、今度は、「赤川渓谷」という看板がありました。
地図を見ると、ここから山道が続いていて、1時間ちょっとで吊橋まで行けるらしい。今回は行きませんでしたが、宿の仲居さんに話を聞くと、約2時間半くらいで、元泉館の上にある大出館のところに出てこれるそうです。
今日はここで時間切れ。食事の前に温泉に入るために宿に引き返しました。
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