今回選んだお店は、
ロシア料理レストラン スンガリー(新宿西口店)
もう50年以上やっている老舗のロシア料理レストランです。
東口店が本店らしいのですが、駅から近い西口店にしました。
入り口はかわいらしく、店内もこじんまりとしたシックで趣のあるつくり。
今回は8人だったのですが、予約の段階で7人以上の場合はあらかじめ料理を決めてほしいと言われたので、あまり気がすすまなかったのですが、2時間飲み放題付きのコース(一人6000円)にしました。(本当はアラカルトでその場で決めたかった)
コースは定番料理を組み合わせたもので以下の5品。
- マリノーブヤナ・ケタ(フレッシュサーモンのマリネのプリヌイクレープ包み)
- グリヴィ・ヴ・スミターニェ(マッシュルームとホワイトアスパラガスのつぼ焼きクリーム煮)
- ボルシチ(とろとろに煮込んだ牛肉と野菜の赤カブ風味スープ)
- ゴルブッツィ(ウクライナ風ロールキャベツの煮込み焼きトマトソース仕立て)
- ロシアンティー
料理はさすがにどれも美味しく、特にマリノーブヤナ・ケタとゴルブッツィはおすすめ。
食後のロシアンティーは、カップのお皿にジャムをとってそれを食べながら、もしくは、お気に入りのジャムがあったらそれをお茶の中に入れて飲むそうです。
飲み放題メニューは飲み物の種類が少ないので、色々なお酒を飲みたかったら別で頼んだほうがいいかも。
今回のコースは味もボリュームも満足できるもので、おなかいっぱい本格的なロシア料理をいただきました。
ただ、
残念ながらこのお店、味と共に大切な「居心地」がどうにもよろしくない。
終始「早く食べろ」とせかされている感じで、まだ食べている途中のお皿まで下げようとする始末。
2時間飲み放題と言っても30分前にはラストオーダーだし(これは他でもあるが)、コース最後のお茶がまだカップに残っているのに、追い立てられるようにお店を出されてしまいました。
愛想とはかけ離れた機械のような対応で、お店に来た人に楽しんで食べてもらおうという気持ちがまったく感じられません。それどころか、とにかく早く終わらせようということがヒシヒシとお客に伝わってきてしまう悲しい接客。
まるで「来ちゃまずかったかな」と思わせるようなドライな対応は、最近のこういう類のレストラン(しかもディナータイム)ではなかなか遭遇しないんじゃないかなと思うほど。(ファミレスのほうがよっぽどいい)
回転率が命の安い居酒屋やランチタイムならいざ知らず、そこそこの値段のコースを出しサービス料を取るお店のレベルではなかったです。
料理も美味しく老舗のお店だけに、こういうことでイメージを落とすのはもったいない。
結局この日は、スタッフの笑顔を一度も見ることなく、ただ急いで食べ続けるという落ち着ちつかない2時間を過ごすハメになりました。
せっかく美味しい料理を食べながら気の合う仲間たちとの食事会だったのに、ゆっくり会話することもままならず残念です。
もしかして、この「サービス」もロシア風なのかもしれない・・
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