旅行期間:2013年9月29日~10月8日
4日目
アルテミス神殿から10分ほどでエフェス遺跡に到着。
入り口の前でバスを降りるとすごい人。
ハヤティーさんによれば、どうやらクルーズ船の観光客が来ているとのこと。
そうなるとバスを何十台も連ねて数千人規模の人たちがやってくるので大変混みあうそうです。
思うように進めないゲートの混雑を抜け中に入ると、かなり広い敷地が広がっていました。
天気も良くなり日差しが照りつけるので、日陰があまりない遺跡はとても暑い。日よけグッズと水は必須です。
私たちが入ったのは北の門。
ここから遺跡を通り抜け南の門まで行きますが、逆ルートだと上り坂になるのでちょっときついと思います。
さっそくハヤティーさんのガイドで遺跡を周っていきますが、もはや録音は無理な状況。
この遺跡は有名なのでガイドブックにもたくさん載っているし、ここでは詳しい解説は省きます。
今まで見てきた都市遺跡の中では群を抜いて見事。
規模もそうですが、石畳の道や柱、劇場、図書館などなど、原型をとどめたものが多く当時の様子をリアルに思い描くことができます。
特に図書館と劇場は素晴らしく、これは来年、世界遺産に登録されるのも頷けます。
それでは入り口からの様子を順を追って見て行きましょう。
まずはヴァリウスの浴場跡からオデオン。
クレデス通りをニケのレリーフやヘラクレスの門を見ながら通っていきます。
右手にトラヤヌスの泉やハドリアヌスの神殿があります。ハドリアヌス神殿には、女神のティケやメドゥーサのレリーフが彫られています。
また通りには修復中の場所もあり、遺跡の中には猫の姿もたくさん見られました。
そして古代のトイレを通り、見事なケルスス図書館へ。
図書館の前には娼館があるのですが、昔は図書館に行った帰りなどに寄ったりしていたそう。
そしてマーブル通りを行くと、足の形をした娼館の広告があり、この足より小さい人は入れなかったらしいです。
最後に一番メインの大劇場。今でも有名なアーティストのコンサートなどが行われいます。
劇場から出ると、港まで続いていたアルカディアン通りに出ます。
ここを通って出口の方へ行く道に入るところが劇場全体が見える写真スポット。
しばらく木陰の道を進んでいくと出口になり、お土産屋さんが立ち並ぶ通りの先に駐車場があります。
駐車場にはおびただしいほどの大型バスが並んでいました。
これが世界遺産に登録されたらどうなっちゃうんだろう。
約一時間半、かなり素晴らしく見ごたえのある古代都市遺跡の散策でした。
→トルコ旅行記のまとめ記事
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