2013年11月19日火曜日

日光旅行記#02-湯元温泉から小田代ヶ原・戦場ヶ原経由で赤沼までハイキング

旅行期間:2013年11月15日~11月16日

2日目

早朝6時。
朝起きて外を見ると、昨日とはうってかわって雲ひとつない快晴。

 


7時から始まる朝食のバイキングに早々と出向き、もりもりいただきます。




8時過ぎにホテルを出発。
今日は、湯元温泉のホテルから湯の湖~小田代ヶ原~戦場ヶ原を通って赤沼まで日光国立公園のハイキングです。

湯元の標高は約1500m。
外に出ると朝の冷えた空気と山の香りが気持ちいい。

 


湯の湖に出ると道は左右に分かれるのですが、車道のない右側に入ります。
木々の間から湯の湖が見られるのですが、その青さは中国の九寨溝を思い出させます。
振り返ると湖畔に建つレストハウスなどが見え、山に囲まれた湖のほとりの外国のような景色。

 



 

 




湯の湖の反対側へ来ると湯滝の真上に出ます。
そこから流れ落ちる滝は結構な落差で水量も多い。
その脇から下へ降りる道があり、滝つぼまで行くことができます。
滝つぼから先は工事中でしたが、臨時の道が作られていて、戦場ヶ原方面へ抜けることができます。
そこにいた係りの人の指示で、通せんぼしているポールを跨ぎ先へ進みました。

 

 

 


昨日雨が降ったせいか、木道が凍ってかなり滑ります。
木道には滑り止めの出っ張りがあるのですが、これがなかったら一度や二度の転倒ではすまなそう。

小滝を通り過ぎ綺麗な清流の川に沿って歩いていくと、やがて分かれ道へ。

 

 




小田代ヶ原経由で行きたかったので右へ進みます。
熊笹が生い茂る中を歩いていくと、回転式のゲートが現れその両側には金網が張り巡らされていました。
シカ避けらしいのですが、そういえば、このあたりはシカだけでなくクマの出没地域で、昨日行ったビジターセンターには目撃情報がたくさん書き込まれていました。

 

 


そのゲートをくぐって写真を撮っていると野生のニホンザルが出現。
ふかふかの毛がとても綺麗です。
クマじゃなくてよかったと思いつつさらに進むとパッと視界が開けました。
どうやら小田代ヶ原に着いたようです。

 

 


そしてここで有名な「小田代ヶ原の貴婦人」を発見。
背景の茶色い林に白い木肌が映え美しい。
「小田代ヶ原の貴婦人」とはピッタリの名前をつけたものです。
展望台に行くカーブの手前からだと男体山も正面に聳えているので、こちら側からの景色がお勧めかも。

 

 



 



 


ほどなく展望台に到着。
ここには赤沼から来る低公害バスの停留所とトイレがあります。
展望台の椅子で小休止。
湯元からここまで写真を撮りながら約3時間。
案内板を見るとここから赤沼まで約1時間のようです。



 


休憩後、一旦ゲートを出てしばらく車道を歩いていくと、左側にまたゲートがあるのでそこを入ります。

 


木漏れ日の中を進んでいくと戦場ヶ原の展望台に出ました。
とはいっても、私が想像していた広大な湿原が広がるような風景とは違い、なんでここに展望台があるんだろうという感じ。




もっと先に行けばそんな風景が見られるのだろうと期待して歩きます。
すると段々と観光客の姿も増え、赤沼に近づいてきたのがわかりました。
湯の滝と赤沼の分岐点に広めの休憩所と展望台があったので、展望台の先端まで行ってみると、ここでもそんなに広々とした感じはありませんでした。

 

 





 

 


あれ~?と思いつつ歩いていくとほどなく赤沼に到着。小田代ヶ原から予定通り1時間です。

 


遊歩道はいくつかあるので、戦場ヶ原の広大さを感じるには別のルートなのかもしれない。
しかし、このルートは小田代ヶ原を堪能できるので、戦場ヶ原のルートだけ変えればいいのかも。

今回通ってきたルートを歩くのは、湯元温泉からスタートする方が基本的に下りなのでラク。
といっても、ほとんどの部分であまり高低差がないので、湯の湖と湯滝の滝つぼ間の急坂をがんばれば逆でも問題なし。
また、赤沼から中禅寺湖までも歩けるので時間のある人はそこまで行くのもいいでしょう。

赤沼には赤沼茶屋(私が行ったときは閉まっていた)の他、大きなトイレと屋根付きの休憩所があるので拠点にするにはいいと思います。

 

 


茶屋の脇から出る12時16分発のバスに乗って、次は日光東照宮へ向かいました。
ちなみに、小田代ヶ原まで行く低公害バスの乗り場は、茶屋の角を曲がったところにあります。(今回利用したフリーパスのエリアには含まれてないので追加料金が必要)


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