2016年2月19日金曜日

キルギス・カザフスタン旅行記#66-民族楽器博物館と28人のパンフィロフ戦士公園

旅行期間:2015年7月

8日目

中央バザールの後は少し歩いて、カザフ民族楽器博物館へ向かいました。
博物館は、28人のパンフィロフ戦士公園の中にあり、木造のとてもおしゃれな建物。




建物内はとても綺麗で展示数も多いですが、撮影禁止なのが残念。

=====ガイド=====
この博物館の建物は1908年に建てられたが、博物館になったのは1981年。ここの楽器は基本的にカザフスタンのもので、代表的なものとしては三味線のような二弦のドンブラがある。ドンブラは伝統的な祭りや結婚式などで今でも使われている楽器。
カザフスタンで有名な歌手だった人が使っていた楽器も展示されている。楽器に使われている皮は、ラクダやヤギ、馬など様々。
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館内では60種類以上の楽器を見ることができ、真剣に見学すればけっこうな時間がかかります。
カザフの民族音楽のCDも売っていて、この時は11ドルほどでした。興味のある方にはいいお土産になると思います。



博物館のあとは、28人のパンフィロフ戦士公園の見学。



 

 








=====ガイド=====
第二次世界大戦(大祖国戦争)中の1941年11月15日から16日に、ドイツ軍がパンフィロフ将軍が所属していた第316ライフル師団の防衛線を突破した。このときに、28人で形成されていた第316ライフル師団が18台の戦車を破壊したという言い伝えがある(誇張した内容らしい)。11月17日に、「第316ライフル師団」が「第8ライフル師団」に改名。翌日の18日、その説明をしている最中に砲撃を受け将軍が亡くなった。

第316ライフル師団とは、1941年7月12日にアルマトイで結成された新部隊。隊員の28人はアルマトイ出身だったため、このような公園がつくられた。「パンフィロフ」という名前は、この公園以外にも天山山脈のピークの名前だったり、ビシュケクの公園だったりいろいろなところで使われている。

園内には、戦死者のための像やパンフィロフ将軍と一緒に第二次世界大戦で戦った戦士たちの像などが立てられている。
真ん中で燃えている火は「永遠の火」で戦争で亡くなった人のためのもの。そこにはカザフ人の戦死者の人数が「601011人」と書いてある。
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