2016年2月11日木曜日

キルギス・カザフスタン旅行記#64-日本人抑留者が眠るアルマトイの中央墓地

旅行期間:2015年7月

8日目

ランチの後、約1時間ほどでアルマトイに入ります。

 

 

 




中心地に行く前に、途中で、日本人抑留者が眠る中央墓地へ立ち寄りました。

=====ガイド=====
カザフスタンには約58000人の日本人が抑留され、その内の1457人が亡くなったと言われている。アルマトイ州には約6000人が配属され、アルマトイにある3か所の日本人墓地に合わせて201人の抑留者が埋葬された。

カザフスタンにいた日本人抑留者は、旧国会議事堂(現イギリス大学)、カザフスタン科学アカデミー、旧KGBカザフスタン本部(現国家警察本部)、ワイン工場などいろいろな建物を造らされた。

カザフスタンにおける日本人抑留者の死亡率は2.5%で、ソ連全体では10%だっためとても低かった。シベリアなどに比べると気候が良かったというのもあるが、カザフスタン人が親切だったという理由も大きい。
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入口で花を買い、40度以上の気温の中、墓守さんの案内に従い20分近く奥へと入って行きます。
途中にはたくさんのお墓があるのですが、生前にその人がどのような活動をしていたのかがわかるデザインがしてあったりと、個性的なものが多くありました。

 


日本人抑留者の墓地は、敷地の一番奥まったところにあり雑草が生い茂っていました。
碑が立っている周辺だけでもみんなで草を抜き、花を供えて参拝。







「日本軍将兵共同墓地わ国際比政府《ホンド》《将兵を永遠に追慕する》の保護下にある 主催機関〈オベリスク〉アルマタ市中央墓地の日本人埋葬地」(原文のまま)






「第二次世界大戦後に当地で亡くなられた日本人抑留者の英霊を悼むとともに墓地改修を支援いただいたアルマトイ市並びに本墓地を守っていただいているカザフスタンの方々に感謝いたします。」


ここにこうして日本からやってきてお参りできたことは、いろいろな偶然が重なって実現したことなので、なにかとても深い縁を感じました。


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