2016年11月2日水曜日

福島県裏磐梯旅行記#12-磐梯山「八方台登山口」から、かつての湯治場「中ノ湯」へ

旅行期間:2016年10月

3日目

八方代登山口からは、まさに熊が出てきそうな森の中を登っていきますが、まだ道も歩きやすく斜度もそんなにないため、周りの景色を楽しみながら歩くことができます。











およそ35分ほどで「中ノ湯」に到着。普段、山歩きなどしない高齢の両親と一緒だったにもかかわらず、ほぼコースタイム通りに着くことができました。




中ノ湯
明治の噴火以前、磐梯山の中腹には、上ノ湯と中ノ湯と下ノ湯の3つの湯治場がありました。しかし1888年の噴火により上ノ湯と下ノ湯は壊滅し、中ノ湯に宿泊していた人のうち数人だけが助かりました。その中の一人、新潟県から来ていた住職の鶴巻浄賢(つるまきじょうけん)は貴重な噴火体験を証言しています。(案内板より)


中ノ湯には今でも温泉が湧き出ていて硫黄の香りが漂っています。山小屋は崩れてもう誰も利用していませんが、本当にいい場所にあるので、再開することがあれば泊まってみたい。






晴れていれば目の前に磐梯山の姿が見えるのですが、今回は残念ながら真っ白。見えるとこんな感じです(2014年7月に撮影)。↓




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