旅行期間:2015年5月
1日目
ホテルでこれからの滞在における説明をいろいろ聞いたあと、部屋に荷物だけ置いて、急いで明日から運休するという蔵王ロープウェイに乗りに行きました。ホテルの前のではなく、5分ほど歩いた場所にある地蔵山まで行くやつです。
整備点検のため6月はじめまで運休らしいのですが、せめてこの週末(5月10日)までやっていてほしかった。
時間も時間だし、連休最終日で蔵王の噴火騒ぎもあるせいか、ロープウェイ乗り場はガラガラ。
3時45分、貸切で夕暮れ間近の蔵王山を登って行きました。
途中、樹氷高原駅で乗り継ぎ、標高1661mの地蔵山頂駅へ。
この駅は、三宝荒神山(1703m)と地蔵山(1736m)の間にあり、目の前の広場には蔵王三大神のひとつ地蔵尊が安置されています。
蔵王地蔵尊
このお地蔵さまは、今から二百余年の昔、安永四年八月(1775年)に建てられたものであります。
その昔、麓の東沢村の庄屋に、跡継ぎが幼くして没し育たなかったことから男子の長命を祈願して建てられたものとつたえられております。
もともと、この蔵王山は、けわしい山で遭難者が絶えなかったのが、ここにお地蔵さまがまつられてから、ふしぎと遭難者が少なくなり、またこのお地蔵さまにお参りすれば、願い事がかなえられ、不慮の災難からものがれられるところから災難よけ地蔵尊とか、所願成就の地蔵尊とよばれて、年ごとに信仰者がふえ、いつとはなしに、右手の円い山まで地蔵岳とよばれるようになりました。(案内板より)
ロープウェイの帰りの最終が4時45分とのことで、時間もないので、すぐに登れそうな三宝荒神山へ行ってみました。
5~6分ほど登ると山頂に到着。まわりの木々が低いので見渡しがよく、地蔵山の向こうの熊野岳(1841m)の山頂も見えました。
一通り写真を撮り、早々に下山。
駅の屋上が展望台になっているようなのでそちらにも行ってみると夕暮れの蔵王の山々が見渡せました。
そろそろ時間もなくなってきたので、ロープウェイのチケットを買ったときに付いていたフリードリンクを飲むために、駅のレストラン「山頂」へ向かいます。
先客のグループがいましたが、運休前の最後のお客さんになってしまいました。
再びロープウェイを乗り継いで麓に下りホテルへ向かいます。
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