2014年11月29日土曜日

万座温泉旅行記#02-硫黄濃度日本一の万座温泉と日進館

旅行期間:2014年11月下旬

1日目

日進館は、万座温泉の一番奥にあり、見晴台や湯畑などにも近い場所にあります。
どっしりとした門構えの入り口を入ると、クリスマスツリーが飾られていました。



 

 




万座温泉は古くから湯治場としても知られており、日進館も150年の歴史があるそうです。
標高1800mにある硫黄濃度日本一の万座温泉はどのような温泉地なのでしょうか。
世界三大長寿地帯とからめて説明する興味深い案内板があったのでご紹介します。



世界三大長寿地帯
  1. ビルカバンバ地域(ペルー共和国
    南米ペルー共和国、アンデス山脈の山麓に広がる標高4000mの高地に長寿市域ビルカバンバ(聖なる谷の意味)があり、多くは自作農で生計をたて、ほとんどの長寿者が毎日農作業をしています。こうした村の長寿者は体型的にヤセ型で筋肉質の人が多く、いまだに少しも聴力が衰えていません。そればかりか心臓、肺、肝臓などの異常は余りなく尿検査も正常という健康状態にはただ驚くばかりです。120才になる村の最年長者クレトデア・オンタネーダおばあさんは「太陽と一緒に生活すること、早寝、早起きをして、好き嫌いなくものを食べ、子供や孫に囲まれて暮らすのが一番」と長生きの秘訣を語ってくれました。
  2. フンザ(パキスタン共和国)
    北方を中華人民共和国と接するパキスタンのフンザも世界屈指の長寿王国です。世界の長寿地帯はその多くが高地に集中していますが、フンザも標高2500mというカラコルム山脈のふもとに位置しております。村の生活は日の光とともにはじまり何キロもの道を歩いて畑に行き農作業をするのが日課で、長寿者にも作物を運ぶなどの役割が分担されています。食事はけっして豊かなものではなく、朝・晩はチャパティという小麦粉を練って焼いた主食と野菜、それにラッシーと呼ばれる酸乳またはヨーグルトで昼は新鮮なアンズ、冬期は乾しアンズを水でもどして食べるのが普通です。卵はほとんど食べず、肉でさえ10日に1度食べる程度で、栄養的には充分とはいえませんがそれにもかかわらず、高齢者は中肉中背のがん強な体型の方が多く、血圧が低く、肺活量が多くすこぶる健康です。村の1人は一言でいうと「よく働き、よく休み、よく眠る、家族仲良く暮らすこと、これが長寿の秘訣」と語りました。
  3. コーカサス地域(アゼルバイジャン共和国、アルメニア共和国、グルジア共和国)
    カフカス山脈の谷間にある標高1600mのメスチア盆地(グルジア共和国)には長寿者が圧倒的に多くおります。グルジア共和国自体長寿者が多いことで世界的に知られていますが特にメスチア盆地を含むアブハズ地区では、主食はトウモロコシを粗びきにし、熱い湯でねったママルイガで野菜をふんだんに食べています。長寿者は多くの方が働き者で、やせていて背骨の曲がった人は余り見あたりません。ストレスが少なく三代、四代の家族が一つの家に住んでお年寄りを大切にし生きがいと希望を持って生活している事が、長寿につながるとおっしゃっております。

長寿地帯の共通点
  1. 低圧、低酸素、低温、乾燥、オゾンの強烈な紫外線(対抗・反応により皮膚細胞、細胞、血液等が鍛えられる)と特徴とし、人の200種類の細胞分裂を促進させ、新陳代謝と免疫力と自然治癒力を高めるのです。こうした高地こそ人間が長寿で生きられる条件が豊富な場所なのです。
  2. 周囲が山に囲まれた標高1500mから4000m以上の高地にあります。
  3. よく働き、よく休み、よく眠る規則正しい生活。
  4. 主食は雑穀(あまり精白しない粗びきの粉)で、それに野菜、フルーツが主で、食事量は腹8分目です。
  5. 長寿者にはタバコを吸う人はほとんどいませんが、酒は適度に飲んでいます。
  6. 高地の水は気圧がちがうため、平地の水より成分が変異しています。これを超軽水といい大変健康に良いと言われています。また空気も平地の空気に対して減菌、殺菌されています。

万座温泉は世界三大長寿地帯と類似
万座温泉は標高1800m那須火山帯、白根火山(2171m)のふもとに位置しており、世界3大長寿地帯の自然環境が類似していて、昔より自然治癒力、生命力、新陳代謝の回復・増進に寄与し、長寿、病の癒し、家族の回復等に貢献してまいりました事は多くのお客様がご体験されてきたことでございます。その秘密はオンリーワンの天然温泉、標高、水、空気、オゾン、紫外線、気温、湿度にあります。癌、膠原病、糖尿病、心臓病、胃腸病、神経痛、リウマチ、肝臓疾患、アトピー性皮膚炎、脳病、婦人病、貧血、便秘、痔病、関節炎、腰痛、肩こりなどが癒されているお客様がたくさんいらっしゃいます。世界の三大長寿地帯に行かなくても万座温泉で心ゆくまで天然温泉にひたり新鮮な空気を体いっぱい吸い込んで健康で、120才まで長寿を全うして下さい。(案内板より)

日進館
標高1000m以上の高地温泉が「驚くほど健康によい」と言われております。
日本には3000以上の温泉があり、湧出量は世界一であります。その中で標高1000m以上の高地温泉は40数箇所、標高最高位に位置する万座温泉(標高1800m)は昔から万病に効くと言われる奇跡的癒しの酸性硫黄泉で、源泉掛流しでございます。実際に、癌、膠原病、糖尿病、心臓病、胃腸病、神経痛、リウマチ、関節炎、アトピー性皮膚炎・・などが癒されているお客様もいらっしゃいます(個人差異はございます)。平地より極めて細菌の少ない高地のきれいな空気、そして標高1800mの低い気圧が新陳代謝を向上させます。

また、密封パックのポテトチップスを下界から万座温泉に持ってきますと、マリの様にパンパンになります。皆様が下界から万座温泉にいらっしゃいますと肉体がミクロの世界で膨張します。血管がミクロの世界で膨張、血流が促進され血行が良好になり、自己治癒力が驚くほど増します。また、温泉にお入りになる時怒って入る人は一人もいません。皆ニコッとします。顔の表情は心の表情、それだけストレスが解消されます。60兆から100兆の細胞DNAも活性化され、心肺、内臓、身体機能を強め、高め、生活習慣病を防ぐ助けになります。(パンフレットより)


私も旅行などで高地に行くと体調が良くなるなと以前から感じていたのですが、こういうことだったんですね。
フンザペルーにも行きましたが、確かに元気なお年寄りが多かったです。






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