デジタルフォト & デザインセミナー 2015
に行ってきました。
今年も会場は渋谷のヒカリエです。
今年はデジタルフォト&デザインセミナー10周年、Photoshop生誕25周年ということで、Photoshopの生みの親 トーマス・ノール氏と、世界的なフォトグラファー レスリー・キー氏が来日し基調講演がありました。
まずはレスリー・キーさんの講演です。
母国語は英語と北京語ということですが、日本語もペラペラ。
若い時にバックパッカーで世界を旅しながら写真を撮り、その中でこれから写真をやっていこうと決めたそうです。
私も昔バックパッカーをやっていたり、今もいろいろな国に行って写真を撮っているので、すごい人だけど親近感わきまくり。
22歳のときに日本で写真を学び、現在幅広い分野で活躍中ですが、最近では、カンヌ国際映画祭に行って記録写真を撮ったそうです。
いつも「We are the world」をイメージし仕事をしているとのことで、話を聞いていても人柄の良さというか親しみやすさが伝わってきました。
続いて、トーマス・ノールさんの登場です。
このイベントに来ている人たちのほとんどがPhotoshopにお世話になっているので、なんとなく会場の雰囲気が引き締まったような感じ。
デモではPhotoshop1.0も出てきて、そこから使い続けている人には感慨深かったのではないでしょうか。
まずは「自分の作品を使い続けたらこうなった」というタイトルでPhotoshopの歴史が語られました。
写真に初めてかかわったのは13歳のときにクリスマスプレゼントでもらったカメラから。フイルムの入れ方から現像の仕方をお父さんから習い、10代のころは暗室で多くの時間を過ごしたそう。
大学でコンピュータビジョンを研究しながら、映画スターウォーズなどの特撮を手掛けたILMに勤める弟のジョン・ノール氏に、画像処理をするツールを開発して渡していた。
弟のアドバイスなどを受けながらブラッシュアップしてくうちに「これ売れるよ」と言われ、Photoshopの初期バージョンをもって会社回りをしていたがその中にAdobeがあったということです。
デモの終わりには、デジカメ片手に世界を旅して撮影した写真が紹介されました。中でも一番のお気に入りの場所は南極だとか。
やっぱり写真が好きな人は旅も好きな人が多いんですね~。
途中、トーマスさんと一緒に来日したCamera RawチームのエリックさんによるLightroomの新機能のチラ見せもあり、もりだくさんの基調講演でした。
ここでランチタイム。
ヒカリエの中で事前に目をつけていたお店があったのですがなぜだかたどりつけず、時間もないので目に入ったiBeer LE SUN PALMにしました。
目玉焼きの下にハンバーグがあります。ワンプレートですが結構お腹いっぱいになり、イベント終了までお腹が鳴らずにすみました。
午後は以下のセッション。
- 5060万画素の衝撃!キャノンEOS 5Dsの実力:凸版印刷 南雲暁彦氏
- PhotoshopとLightroomの連携で写真を仕上げる:フォトグラファー BOCO塚本氏
- 広告ビジュアルの表現力を高めるレタッチテクニック:博報堂プロダクツ 浦田淳氏
- 生誕25周年記念 Photoshopの秘宝:アドビシステムズ 栃谷宗央
ここからはより実践的で、実際にソフトや実機を操作しながらの内容です。
多機能なツールではよくあることですが、毎度、自分がほとんど使いこなせていないことを改めて知らされる場でもあります;;
いや~~今回はいつにもまして内容の濃いイベントでした。
毎年楽しみにしているので来年も開催よろしくお願いします。
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