旅行期間:2015年7月
6日目
標高2200mほどのバルスクーン渓谷に下り立つと、自然とため息が出てしまうような美しい場所でした。
険しい山肌には「ユキヒョウの涙」という名の滝が水しぶきを上げ、山間の緑の草原にはのんびりと馬が草を食み、その草原には水量の豊富な川が流れ、なんだかファンタジー系の映画の中にいるような感じです。
まずは、草原の真ん中に建っているガガーリンの銅像へ。
=====ガイド=====
宇宙飛行士のユーリ・ガガーリンの像があるが、なぜここにあるかというと、この近くに軍人のサナトリウムのような村があり、ガガーリンはその村が大好きでよく訪れた。
ガガーリンはとても優しくて心の広い人だったため、このバルスクーン渓谷の景色と同じだということでここに像が建てられた。
ガガーリンのことは誰でも知っているが、彼の顔については、キルギスの子どもや若者たちはよく知らなかった。そのため、それはロシアだった国としては恥ずかしいということで、いろいろなところに彼に関することを書いた像や絵などを設置するようになった。
川の脇にもガガーリンの像がある。こちらの方が「地球の歩き方」に掲載されているもの。
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説明後、出発の時間まで自由時間になったので、ひとまわり歩いてみました。
近くにはユルタが設置され、まわりの風景となじみすぎています。その周りでは、子馬が気持ちよさそうに眠っていたり、遊牧民の子どもがロバの世話をしていたりとなんとも長閑。
残った時間で川の方へ行くと、さきほどの説明通り、大きなガガーリンの像がありました。
ここから眺める渓谷の風景もとても美しい。
短い時間でしたが、おいしい空気と目の覚めるような景色を堪能できました。
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