旅行期間:2015年1月
2日目
ニゴンボの市内を通ってさらに北へ進みます。
=====ガイド=====
スリランカの国立病院や教育はすべて無料。このふたつが無料なのは世界でもスリランカだけ。
民間の病院や学校もあり、今はやっているがお金がかかる。
信号は今2~3個見えると思うが、これから10~20キロ走ってあさってくらいまで見えない。アヌラーダプラでは少しあるかもしれないが、イギリス人が作ったロータリーがあるのであまり必要ない。
スリランカ人は信号があまり好きではない。都会での渋滞の時は警察が手信号で対応している。
昔は信号がたくさんあったが、車を輸入して台数が増えてくると道幅を広くする工事が何度もあり、それで信号も壊してなくなってしまった。拡張工事が終わったらまた信号が設置されるかもしれない。
今走っているのはニゴンボだが、この左側1キロ先くらいはもう海。
今まだ8時20分で朝早いからお店がみんなしまっている。開くのはだいたい9時ごろ。
道路にかかっている旗は、近くにあるカトリック教会でお祭りがあった印。白い旗はお葬式があったという意味。
この海岸通りにはカトリック教徒が多いため、キリストやマリアの像がたくさんある。
今から500年くらい前に、コロンボやニゴンボあたりはポルトガルの植民地になり、そのあとはオランダの植民地になった。そのため今でもこの辺りにキリスト教の人がたくさんいる。
インドのケーララとスリランカは建物や人の顔、植物などが似ている。その他にスリランカに似ている場所は少ない。
田舎の方に行くとヤシ畑が増えてくる。スリランカには2500年前にはすでにあり、だいたい30種類くらいあると思う。
その中のひとつのココナッツの実は、家庭で作るカレーから輸出する油までいろいろ利用される。
また、咲く前のヤシの実の花から出る液を集めて、お酒(ラ)として飲まれている。日本のどぶろくと同じようなもの。ただこの生酒は若者はあまり飲まない。
この生酒を工場に持っていてアラックというお酒をつくる。アルコール度数は34度くらい。
このどぶろくを茹でて蜂蜜のようなハニもつくれる。それで甘いデザートをたくさん作る。
仏教には「ヤシのどぶろく」という物語があり、仏陀を襲わせるために象に飲ませて酔わせるという内容。
ヤシとお米はスリランカでは伝統的な植物。
お米は年に2回収穫できる。
スリランカから輸出する農産物は、香辛料(中でもニッキは90%)、ヤシ、ゴム、紅茶など。
また宝石もたくさん産出され、ロイヤルファミリーもスリランカ産のを使っている。
ヤシは他にも家づくりなどにも使え、ヤシのことを話すと止まらないくらいに説明できる。
スリランカには軍人が13万人ほどいてとても強い。
2週間前に大統領が変わったが、前の大統領の時にテロ組織(LTTE)は最後の一人まで殺した。
テロ組織ではLTTEが世界で一番怖かった。アルカイダも怖いと言っているが、飛行機や船は一つも持っていない。
しかし、LTTEは45の船と小さい飛行機6~7機、海の中に入るサブマリンは7つ所有していた。スリランカの政府の軍はひとつも持っていなかった。そんなに強いテロを倒したのはスリランカだけ。テロの時代は5~6年前に終わり、今は北から南まで安全になっている。
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