2019年4月21日日曜日

コーカサス旅行記#12-岩山に造られたデリババ廟

旅行時期:2018年10月

3日目

バクーを離れてシャマフへ向かいます。
まずは、岩山に造られたデリババ廟の見学。
周りには何もない岩場の中腹辺りに、まるで岩に張り付くように建っています。







=====ガイド=====
シャマフは、シルヴァン・シャー王朝の都(8~15世紀)が置かれていた場所で、シルクロード上の交易の町。
記録されているだけでも11回の大きな地震に見舞われた。シルヴァン・シャー王朝もバクーに遷都するが、それ以降も地方の経済の重要拠点だった。19世紀から石油が見つかり、交通手段の変化により、現在の人口は約5万人。絨毯とワインの名産地。

デリババ廟の「デリババ」は「生きているおじいさん」という意味で、彼を慕う人々が死を受け入れられずにこのように呼んだが、本当の名前は、Sheikh Mohammad。
1402年没のナクシバンディ教団のイスラム聖者の墓がある。ソ連時代には階段が破壊され、上がることができなかった。今でも信者がお参りに来る。
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石段を上って中へ入ると、すぐ左側に、恐らくここを管理している人や参拝者のための部屋があり、さらに上に続く階段がありました。






上階に出ると広いドームになっていて、その奥にお墓があります。






そのドームから、岩山の上に出る階段がありましたが、この日は雨水がたまっていて危険ということでここまで。

 


廟の入り口から見た周りの景色はこんな感じです。




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