2017年10月9日月曜日

ミャンマー旅行記#46-金箔の雪だるまの仏像がいるファウンドーウー・パゴダ

旅行期間:2017年2月

5日目

パゴダの中に入る前に、ファウンドーウー・パゴダのお祭りで使われる鳥の形の筏を見せてくれました。
ワナさんは「筏」と言っていますが、筏から連想するものとしてはかなり巨大で立派。




その後、パゴダの船着き場へ。パゴダの中は裸足にならなければならないため、ボートの中でサンダルを脱ぎそのまま中へ入ります。
ボートは一日貸切なので、余分な荷物も置いて行って大丈夫。














階段を上り本堂へ入ると、中央に大きな祭壇がありました。






=====ガイド======
かつてのミャンマーの王がこの地の領主に仏像を贈呈し、ここに仏教を広めるように言った。




もともとこのファウンドーウー・パゴダは湖の中ではなく外にあったが、第二次世界大戦のころ爆撃の恐れがあるためこの場所にうつした。昔は浮島だったが、今は乾いて普通の土地になっている。

白檀の木でできたお堂でいい香りがする。約900年前につくられた仏像が安置され、金箔をはり過ぎて雪だるまのようになっている。

仏像は5体あるが、年に一度のお祭りの時には、真ん中の1体だけを残して他の4体を舟に乗せて湖を巡る。広いインレー湖の中にあるこのお寺には、みんななかなか参拝にこれないから、そのお祭りの時にお寺の方からみんなのところへ行く。




そのルートを示した地図があるが、1泊とまる場所には「蝋燭」、半日だけ滞在する場所には「ランチボックス」が描かれている。全部まわるのに約3週間ほどかかり、ミャンマー一長いイベントとなっている。




かつては、御本尊の5体すべての仏像を筏に乗せて巡っていたが、60年前に嵐にあい仏像もろとも沈んでしまったことがあった。4体は無事に回収できたが、1体だけがどうしても見つからなかった。あきらめてお寺に帰ったが、見つからなかった最後の一体がいつのまにか戻ってきた。
そのため、その1体はものすごいパワーを持っているとされ、嵐の件以来、真ん中の1体だけを残してお祭りが行われるようになった。
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仏像のところまで行けるのは男性のみで、女性は祭壇の下までしか近づけません。そのため、金箔の仏像の様子を映したモニターが設置されています。








本堂には、雪だるまになる前の仏像やお祭りのときの写真なども展示。昔は仏像もスリムだったんですね~










本堂から出ると、さきほど見た筏が格納されている建物や、まわりの露店などが見下ろせました。








再び船着き場まで下りボートに乗り込みますが、ボートの渋滞がすごくて順番がなかなかこない。
観光シーズンは時間に余裕をもってまわるのをおすすめします。

















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