旅行期間2016年3月
2日目
温泉郷の入口から戻り、途中にあった「国設薬研野営場」へ寄ってみました。
この橋の上からも、大畑川の流れが見渡せます。
橋を渡るとすぐ野営場が広がっていました。
敷地は7.2ヘクタールという広大さで、水洗トイレやコインランドリー、炊事場、ファイヤーサークルなども完備。周辺では、大畑川での渓流釣りや森の中の散策も楽しめるそう。管理棟も大きくて立派です。
ここから山の方へ行くと、樹齢800年にもおよぶ県内最大のクリの木(愛称:おぐり)があるということで行ってみました。
県内最大のクリの木(愛称:おぐり)
このクリの木は、青森県樹木医会調査の結果、樹齢約800年、高さ27m、幹回り7.8mあり、県内最大と判明しました。
クリの木はブナ科・クリ属に属しており一般的には大きくなるにつれ中が腐って空洞化したり、上の部分が枯れてしまうことが多く、これだけの樹齢で健全な状態で残っているものは珍しく、全国でも屈指の大きさとみられています。
国有林では「神秘の森に生きる巨木と触れることで、現代人の癒しにつながれば」と考え、国有林に自生する樹齢100年を越える山のシンボル的なこのクリの木を「森の巨人たち百選」に指定しています。(案内板より)
案内板のあることろから20分ほど山道を登っていくようなのですが、このときは道が雪に閉ざされていたのであきらめました。ちょっと見てみたかったな~。
さらに道なりに奥へ進んでいくと、「大畑ヒバ施業実験林」というのがあり、さきほど訪れた奥薬研橋まで続いているようです。
大畑ヒバ施業実験林
温泉に入る前、入った後、青森ヒバの故郷といわれるこの大畑のヒバ林の中を歩いてみませんか。昔、森林鉄道が走った線路跡をヒバの香りを浴びながら散策することをおすすめします。
この大畑川を挟んだ向かい側にあるのがヒバ実験林です。ヒバに囲まれた森林鉄道の線路沿いにヒバの伐採を行う施業林があります。自然の成長力をより生かすよう、森に優しい方法により作業を行っています。そこは、今やっと芽を出したヒバの稚樹から林齢200年以上の大木まで、まるで家族のように助け合いながら成長している森があります。(案内板より)
この薬研野営場は4月下旬からオープンするそうで、大間にも近いことから、フェリーで北海道へ行く途中に立ち寄るキャンパーも多いのだとか。
アウトドア好きの方、ぜひ訪れてみてください。
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