2014年4月3日木曜日

箱根旅行記#09-箱根登山鉄道で塔ノ沢まで

旅行期間:2014年3月

2日目

強羅からは箱根登山鉄道に乗って、立ち寄り湯をするために、箱根湯本のひとつ手前の塔ノ沢まで向かいます。

箱根登山鉄道
スイスレーティッシュ鉄道との友好
箱根登山鉄道とスイス、レーティッシュ鉄道との関係は、明治時代「天下の険」箱根の山に鉄道を敷設する際に、同鉄道(当時のベルニナ鉄道)を模範としたことに始まります。
両社は、箱根湯本~強羅間開通60周年を迎えた1979年に姉妹鉄道宣言を行い、姉妹提携を結んだ現在においても、古くからの友好を大切にし、共に国際的観光地における山岳鉄道として親善を重ねています。
その記念として、強羅駅にはスイスより友好のカウベルが、ティラノ、アルプグリュム、サン・モリッツの各駅には日本語(カタカナ)で駅名が彫られた駅名板が当社より寄贈されています。またベルニナ線では「箱根」と命名された車両が走っており、当社では1000形車両が「ベルニナ号」、2000形車両が「サン・モリッツ号」の愛称で運行しています。(案内板より)

箱根登山鉄道 土木遺産認定(認定日:2007年11月1日)
箱根登山鉄道は、わが国唯一の本格的山岳鉄道として1912年に箱根湯本~強羅間の敷設工事を開始しました。天下の険、箱根に鉄道を敷くという大事業にあたって、山岳鉄道の本場スイスに技術を学び、箱根の自然を損なうことのない路線とすべく、建設を進めました。途中3ヶ所にスイッチバックを設置、1000分の80の急勾配や半径30mの急カーブなど、当時の最新技術を駆使し起工より6年半、数々の困難を乗り越え1919年に開業しました。その中で特筆すべきは、箱根外輪山を結ぶ早川橋梁、通称「出山の鉄橋」の架設です。全長60.65m、早川の水面からは約43mの高さがあり、技術史的に見ても大変貴重なものです。今日、そのような苦難の歴史、文化、土木的価値が評価され、箱根登山鉄道全線が社団法人土木学会より「平成19年度選奨土木遺産」に認定されました。(案内板より)



この日の車内は、軽い通勤電車なみの混み具合。
途中何度か時間調整の停車やスイッチバックを繰り返し、のんびりと渓谷の中を進んでいきます。

目的地の塔ノ沢へ着いて、そこで下車したのは私達だけ。
無人駅で改札もないので、電車に乗っていた車掌さんが降りてきて切符をチェックしてくれます。
なんてのどかなシステムなんだろう。

 

 






電車が去ってしまうと、今までの人ごみと喧騒とはうってかわって、自然の音だけがする静けさが訪れました。


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