2日目
謁見の間には、貴重なトルコ絨毯が展示されています。
よく見ると宝石が散りばめられているのがある。
王様はこの部屋で寝転がりながら謁見者と会っていたそうです。
宝物館の前に来ましたが、第一の部屋の入口はすごい行列。
中ではガイドができない決まりだそうなので、中庭の木陰で説明を聞きます。
=====ガイド=====
宝物館の中は撮影禁止。
4つの部屋に分かれていてるが、第二から第四は中でつながっている。
スタートは第一の部屋だが、左の部屋にいくにつれて豪華になるため、第一の部屋は後回しにした方がいい。
今回は、2番目の部屋から入ることにする。
たくさんの宝石があるが、その中でも世界中で有名なものが3つある。
- スプーン屋のダイヤモンド(86カラットのダイヤモンドの周りに49個のダイヤ)
- トプカプの短剣(3つのエメラルドと時計)
- 皇太子のゆりかご
宝物館の隣には民族衣装の部屋がある。
オスマントルコのファッションが見られるのでおすすめ。
また中庭をはさんだ向かいには宗教の部屋もある。
中にはメッカとメディナの金の鍵、預言者マホメットの足跡、使った刀などの宗教関係のものが展示してある。
さらに、宝物館の脇のアーチをくぐっていくとビザンチンの城壁、海峡、アジアサイドなどの素晴らしい景色が見える。
カフェもあるのでゆっくり休むこともできる。
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ここからは各自1時間の自由見学です。
まずは宝物館の第二の部屋から第四の部屋まで順番に見ていきます。
今まで色々な国の色々な博物館に行きましたが、こんなキラキラしたのが延々と続くところは初めて。
どれもこれも繊細な細工とふんだんな宝石で、知らず知らずため息が出てしまいます。
イスラムの世界で貴重とされるエメラルドがたくさん使われているのが印象的。
有名な3つ以外にも、大きなエメラルドを中央に配し羽飾りをしたターバン飾りや、宝石をちりばめた玉座(?)など、本当に手をかけて贅を尽くしたものが列挙されています。
しかしずっとそういうのばかり見ていくと、なんだか、この豪華さや派手さが無駄で空しく思えてくるから不思議。
こんなに飾り立てないと満足できなかったのか、それ以外に権力を誇示できなかったのか、そんな思いがよぎってしまいました。
さっきのハヤティーさんのガイドにもあった皇太子のゆりかごなんて、こんなキンキラの中で寝れるかー・・とか、所詮庶民の感覚なんでしょうけど、なぜだか、全部の部屋を見終わる頃にはすっかり興奮は冷めてしまいました。
最後の部屋を出るとマルマラ海が一望できるテラスに出ます。
涼しい風が気持ちいい。
続いて、中庭を横切り、宗教の部屋に行ってみました。
展示物は先ほどの宝物館と比べるとぐっと地味になりますが、歴史を感じさせるものばかり。
順路通り進んでいくと、小さな部屋の中でひとりのムスリムの男性がマイクの前でコーランを読んでいました。ずっと録音したものが流されているのだと思っていたのでビックリ。
次に、宝物館の脇のアーチをくぐり絶景の場所へ。
そこから下には確かにカフェも見えました。
さらに、民族衣装を展示している建物へ。
袖が長く厚手の生地は、シルクロードのどこかの国で見たことがあるような。
やはり絹の道でつながっているということなのでしょう。
最後に、行列がなくなっていたので、宝物館の第一の部屋へ。
宝物館の中では一番地味だと言うことですが、それでも十分キラキラしています。
そんな感じで時間切れ。
再び集合し、トプカプ宮殿を後にしました。
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