2016年7月7日木曜日

鎌倉「葛原岡・大仏ハイキングコース」旅行記#10-紫陽花が満開の長谷寺

浅羽屋本店のしらす丼で大満足した後は、すぐ近くの長谷寺に参拝。
入り口のところまで行くと、本日の「紫陽花の小路」への入場は3時間待ちのため、今からの受付は終了したとのアナウンスがありましたが、他のところは通常通り見られるということで入ってみました。










長谷寺
本尊の十一面観音像は日本最大級の木造の仏像です。
寺伝によると、開山の徳道上人が大和国(奈良県)初瀬の山中で見つけた樟の巨大な霊木から、二体の観音像が造られました。
一体は大和長谷寺の観音像となり、残る一体が衆生済度の願いが込められた海に流されたといいます。その後、三浦半島の長井浦(現在の初声あたり)に流れ着いた観音像を遷し、建立されたのが長谷寺です。
境内の見晴台からは鎌倉の海が一望でき、また、二千株を超えるアジサイをはじめ、四季折々の花木を楽しめます。(案内板より)



あちらこちらに紫陽花や他の花が咲いていて、シックな境内に鮮やかな色を添えています。
階段を上って本堂のほうへ行くと、紫陽花待ちの人たちで大賑わい。
紫陽花を見るために3時間待つというのはちょっと信じられませんでしたが、やはり「長谷寺の紫陽花」というのは魅力があるのでしょうね。
















境内の端にある見晴台に行ってみると、鎌倉の街並みと海が綺麗に見渡せました。この日はとても暑かったですが、海からの風が心地よい。




あじさいの路には入れませんでしたが、経蔵の裏に行くと下からでも見ることができるので行ってみました。
斜面一面に紫陽花が咲いていてとても綺麗です。






経蔵の中には大きなマニ車があるので、こちらにも立ち寄ってみましょう。




続いて本堂(観音堂)に参拝。中は写真撮影禁止です。






お堂の奥へ行くと、巨大な十一面観世音菩薩像が黄金に輝いていました。
写真がないのが残念ですが、これは実際に見るのが一番いいと思います。
本堂の隣には、観音ミュージアムもあるので興味のある方はぜひどうぞ。

本堂を出て下に降りていきます。






山門の前を通り過ぎ奥に行くと、弁天堂と弁天窟があります。
ここは洞窟になっていて、その中に岩に刻まれた仏像が何体も並んでいます。わずかに照らされた灯りに浮かぶその光景はとても幻想的。
さらに洞窟の奥には、背をかがめないと通れないような通路が別の石窟まで続いていて、そこでは小さな仏像を自分で奉納することができます。


















石窟から出て山門へ向かうと、思わずこちらもほころんでしまうような顔をした「和み地蔵」があるので、最後に挨拶して長谷寺を後にしました。




「葛原岡・大仏ハイキングコース」の全行程はこちらの記事をどうぞ


↓この記事がお気に召したらソーシャルで共有してくれると嬉しいです↓
(ボタンは記事の一番下)





0 件のコメント:

コメントを投稿