これは、シャトー・メルシャンの生産者を招いて、6種のシャトー・メルシャンのワインに、Grand Maison ORENOの6皿の特別料理を合わせたペアリングコースを楽しむという内容です。
テーブルには、今日の料理のメニューとそれにあわせたワインの説明の他、ワインがつくられているワイナリーの紹介などが置かれていました。
開始までの間それを読んでいましたが、これだけでワクワクしてきます。
17時。メルシャン入社3年目という女性の司会でイベント開始。メルシャンの偉い人、レストランの支配人、ワインの説明をしてくれるワイナリー長の挨拶に続いて、最初のスパークリングワイン「日本のあわ マスカットベリーA」で乾杯。
ワイナリー長のワイン愛あふれる説明と、支配人による料理の注目ポイントなどを聞きながら、フレンチとワインのマリアージュスタートです!
シェフからの一皿:色のマリアージュ
ワイン:日本のあわ マスカットベリーA
料理:サーモンとウニ グランメゾンのタルタル
白いソースの下にサーモンとウニ、アクセントとしてナスが隠れています。
※食レポは苦手なので割愛
美しい色合いとフルーティーで柔らかな味わいのロゼスパークリングワイン。なめらかなテクスチャーとイチゴなどベリー系の果実の華やかな香りをもつマスカットベリーAを使用。「あわ」は、日本のブドウによる、しっかりとしてきめ細やかな心地よい泡立ちのワインを意味する。
冷前菜:季節のマリアージュ
ワイン:玉諸甲州きいろ香 2019
料理:ホワイトアスパラガスとグレープフルーツ 春のハーモニー
このワインの名前についている「きいろ」と、ボトルのラベルに描かれている「青い鳥」の由来など、開発過程のエピソードはとても興味深いものがありました。こういう話しを聞くと、より楽しめますね。
ユズやカボスといった和柑橘を思わせる香りとフレッシュな酸とのハーモニーを楽しめるワイン。甲州盆地の中央部に位置する甲府市玉諸地区で、太陽をたっぷり浴びた甲州ブドウを的確なタイミングで収穫し、薫り高いワインに仕上げている。
ふかふかの「俺の」印のパンはお替り自由!
温前菜:UMAMIのマリアージュ
料理:アワビとマッシュルームのパイ包み焼き
アワビとあうように、ソースに磯の香を加えているとのこと。
魚料理:文化のマリアージュ
ワイン:穂坂マスカットベリーA 2017
料理:本マグロへの挑戦 ザクロのソース
この料理は、キムタクが主演していたドラマ「グランメゾン東京」で使われたものだそう。フレンチにとって禁断の食材である「マグロ」を使った料理として登場しました。
赤い果実を連想させる華やかなアロマ、心地よい酸をもつ複雑さと飲みごたえのある赤ワイン。山梨県韮崎市穂坂地区は甲州盆地北西部の日照に恵まれた丘陵地で、昼夜の温度差が大きく、熟度が高くかつ酸味のしっかりとしたマスカット・ベーリーAが収穫される。オーク樽で長期間育成して仕上げた。
肉料理:王道のマリアージュ
ワイン:椀子メルロー 2017
料理:牛フィレ肉とフォワグラのロッシーニ ラグジュアリーな黒トリュフのぺリグーソース
俺のフレンチ定番のロッシーニですが、今回は、ワインにあわせて香ばしく仕上げるためにグリルしたのだそう。ロッシーニはこれまでに何度も食べていますが、これが一番美味しかったかも。
そしてここで、世界的に活躍されているピアニストの森田義史氏が登場。
これから、音楽と料理のマリアージュを披露するとのこと。
そして始まったのが、イーターテイナーの肩書を持つ支配人のフランベ・スイーツのデモンストレーションとピアノの演奏。これがすごかった。
デザート:感動のマリアージュ
ワイン:エ・サンス・ド 甲州 2015
料理:一期一会のフランベ・スイーツ 白ブドウと黒ブドウの饗宴
ステージの大きなスクリーンに、同時に進行する演奏と料理の様子が映し出され、まさに見事な饗宴。息の合ったプロ同士の美しい技に見入ってしまいました。
久々に感動しながらいただいた最後のデザートは、甘酸っぱくてとても美味しかったです。
日本固有のブドウ品種である「甲州」のうち、熟度の高い遅摘み果実を使用し、その果汁を冷凍濃縮して醸造した甘口ワイン。豊かな香りとしっかりしたコク、程よい酸味と、味わい深い甘みとが調和しています。「エサンス」は「エッセンス(真髄)」を意味し、甲州品質の持つ上品で繊細な味わいを表現している。
このイベントは、コロナの影響で計画から2年越しでやっと開催にこぎつけたということでした。まだまだ終息ではないですが、少しずつこういうイベントが復活してくると嬉しいです。
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