7日目
ランチの後再び観光開始。
=====ガイド=====
これからの予定は、ここから30分ほどかけて世界遺産のサナヒン修道院に向かう。この修道院はハフパト修道院と同じ時代の10~13世紀に建てられたもので、ハフパト修道院より10年だけ古い。「サナヒン」というのは、「ハフパト修道院より古い」という意味。
ソ連時代の戦闘機「ミグ」をつくったのは「ミコヤン」というアルメニア人。そのミグが展示されている博物館にも寄る。
今いるアラヴェルディの街は、アルメニアの中でも古いスタイルを保っている場所。人口は5000人ほどの小さな町だが、鉱石の産業でとても豊か。
胴の鉱山がたくさんあり、昔はアルメニア人だけでなく周辺の国の人がたくさん働いていた。今はほとんどがアルメニア人。
アルメニア人全体の20%は失業しているが、鉱山のあるアラヴェルディでは、みんな仕事についていた。
アルメニアの首都エレバンからジョージアのトリビシまで走る鉄道がある。1980年に完成し、外国まで行ける鉄道はこれだけ。
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次に向かうサナヒン修道院はこの道でしか行けないのですが、ここで車が動けなくなるとあとの予定が大幅にくるってしまうので、今回はあきらめて他の修道院に行先を変更することになりました。
まず立ち寄ったのは、アグダラ修道院。
バスは近くまで行けないので、少し手前で降りて歩いていきます。
重厚な門をくぐると、山の中とは思えない広い敷地に美しい建物がありました。
中へ入ると、外観からは想像できないような色鮮やかな壁画で彩られ思わずため息が。。
=====ガイド=====
アグダラ修道院は10世紀の修道院。11~12世紀にはジョージア側になったが、13世紀のザカリヤン時代にアルメニアに入った。
ビザンティン様式の建築で、ハフパトやサナヒンとは少し違う。元々はロシア正教の教会だったので、その要素も入っている。このようなスタイルの修道院は他にない。
地震で壊れ当時の建築は城壁の一部が残っている。天井が現在修復中。
建物の中には、聖マリアとキリストのことや、12使徒達が他の国で布教する様子などが描かれている。ビザンティン様式なので、アルメニア語は使われてなくてラテン語が書かれている。祭壇にカーテンがあるので、ミサやいろいろな祭事が行われている修道院だとわかる。
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サナヒン修道院の代わりに訪れましたが、とても美しいものが見られて大満足。
見学後はまた歩いてバスまで戻りますが、だんだん天気もよくなって周りの景色を楽しみながら散歩ができました。
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