2020年4月23日木曜日

コーカサス旅行記#30-ジョージアの首都トビリシで絶品ランチ

旅行時期:2018年10月

5日目

ノダリさん一家とお別れした後は、一路ジョージアの首都トビリシへ移動。
ここから約2時間ちょっとの道のりです。













移動時間を利用して、ジョージアの産業と、それにまつわる伝説についてのガイドです。

=====ガイド=====
ジョージアでは、天然ガスはアゼルバイジャンから輸入しているが、水は豊富にあり2000種類以上のミネラルウォーターが流れている。これは大コーカサス山脈のおかげ。
健康によい水もたくさんあり、「ボルジョビ」というミネラルウォーターは、胃の病気に良いとされている。もともとソ連時代に軍隊の兵士によって発見され、今ではロシアやヨーロッパに輸出もされている。

ジョージアでは、だいたいどんな果物もとれるが、東ジョージアでは、スイカやメロン、ザクロ、リンゴ、西ジョージアではトウモロコシ、ヘーゼルナッツ、くるみなどが美味しい。ゴリでは、リンゴが一番有名。
また、キウイやレモン、オレンジなどは輸出されている。紅茶もソ連時代から作っている。

国の主な産業は、金と胴の採掘。
ジョージアの北西では金が特に盛んで、羊の皮を川に入れて流れてくる金を集めるという金の採り方も確立されていた。昔、その様子をギリシャ人が見ていて「アルゴナッツ」という伝説が生まれた。

その伝説では、ジョージアに黄金の羊の皮があり、それをとるためにギリシャの王子が「アルゴ」という船をつくり、50人の兵士と共にやってきたとされる。
ジョージアの王様の家に招かれたギリシャの王子は、王様の家に様々な素晴らしい金細工があるのを見て非常に驚き、正直に訪れた理由を話した。すると王様は、ひとつの条件を王子に提示。黄金の毛皮を守っているドラゴンの歯を土に埋めると、そこから兵士が育つので、その兵士と戦って勝てたら黄金の皮を渡すと言った。
とても難しい条件だったが、愛情を司る神様の助けによって王子に恋をした王様の娘メディアが協力し、その条件をクリア。二人は黄金の皮を手にしてギリシャに逃げ結婚した。
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トビリシに近づくにつれ街並みが都会になってきました。
黄色のミニバスは国営のもので、街中ではバスストップに停まりますが、それ以外の場所では手を振ると停まってくれるそう。他の国営の公共交通機関は地下鉄もあり。








まずは、おしゃれなレストラン「Ilouri」でランチ。
さすが都会のお店ということだけあって、内装も料理も洗練されています。客席からはキッチンが丸見え!




























ピザのようなハチャプリや皮がカリカリのチキン、濃厚なマッシュルームスープなどみんな美味しい!
パンも販売していて、見た目だけで間違いなしのやつです。
お店の人の対応も気持ちよく、かなり満足度の高いランチでした。おすすめ!


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