旅行期間:2017年2月
3日目
市場を後にし、次はシュエジゴン・パゴダへ。
=====ガイド======
パゴダには寺院と仏塔と二種類あるが、シュエジゴン・パゴダは仏塔なので建物の中には入れない。仏塔の周りをまわって見る。
シュエジゴン・パゴダの「シュエ」は金、「ジゴン」は砂がある所という意味と、「勝利の記念塔」という意味がある。バガンがこの国の始まった場所であることと、ミャンマーの北部と南部の中間にあることから、このパゴダを見せることによって力を誇示している。そのため、パゴダは優しい形ではなく、力強さを優先してデザインされていて、パゴダにいる神様や動物たちの像やレリーフはみんな太っている。
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なるほど、入口の像もかなりどっしりとしています。
建物に入って靴を脱ぎ回廊を通り抜けて行きます。外の日差しはかなり強くなってきましたが、日陰に入ると涼しい。
回廊を抜けると煌びやかな仏塔が見えてきました。
残念ながら今は修復中で塔の上の方はカバーがかかっていますが、それでもかなり美しい。
=====ガイド======
パゴダは、真ん中に仏様がいる須弥山(しゅみせん)を配し、そのまわりの東西南北に自分たちが住んでいる地球とそれに似た惑星(島)を小さなパゴダでデザインしている。ミャンマーの人たちは、地球は南の島と信じていて、そこは4つ島の中で一番位が高い。島と島の間は広大な海の波が表現されている。
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ワナさんと一緒に仏塔の周りをまわっていきます。
バガン時代の王様が信仰した親子の神様。
=====ガイド======
この神様は、当時よくあった自分の好みによってつくられたもの。もともと集落の中にあったが、このパゴダを作った王がここに持ってきた。理由のひとつは、悪い僧侶たちに対して、お前たちが信仰している神様よりも偉いということを知らしめるため。もうひとつは、ここに移すことでこれを信仰する村人がお祈りの為にここまでやってきて、パゴダに描かれた仏教を学び、悪い僧侶たちの教えが間違っていることを気づかせるため。
バガン時代は、王様のグループと、悪い僧侶のグループ、国民のグループがあり、僧侶と国民は一緒だった。しかし、本当の仏教を学ばせることで僧侶の悪事を暴き、国民を王の側へ味方につけ、悪い僧侶たちを捕まえた。
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その裏にあるお金持ちになる神様のところへ。みんなのテンションとお賽銭の額が一気にあがりました。
続いてバガン時代の仏像を参拝。
=====ガイド======
バガン時代の仏像は、このパゴダにはここにしか残っていない。他に三か所あるがその一部は悪い人に盗まれた。
裸のように見えるがこれはインドの影響で、美しい筋肉が見えるように水にぬれた袈裟が肌にくっついているデザインになっている。このデザインのものはバガン時代のもので、それ以外は袈裟のひだがはっきりと彫られている。
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再び仏塔へ。入ってきたところとはちょうど反対側まできました。
金色の供物や、うまくすると仏塔が写るという小さな水たまりなどを見て見学終了。バガンを代表するパゴダだけあって見どころもたくさんあり、もう少し時間をかけて見たかった。
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