2日目
1時間半ほど行くと国境に近づいてきました。
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いよいよカザフとキルギスの国境越えです。国境付近は撮影禁止。
バスを降りて各自スーツケースを持ち、出国審査へ向かいます。道路がデコボコなのでスーツケースを転がすのが大変。
週末のため人が多いらしく、建物に入ると狭い部屋はすでに人であふれていました。
各ブースの列もどこか曖昧で、それでも見当をつけて並んでいたのですが、後から来た人たちがどんどん横入りしてきます。
審査もなかなか進まず、しまいには地元の人が怒り出し、私たちも含めあたりはイライラムード。
なんだか、外国にきたな~と妙に実感。
やっぱりロシア圏などのこういう手続き関係は煩雑な場合が多いので、時間に余裕をもって行動しましょう。
カザフスタンの出国審査では、パスポートと昨日の入国審査でスタンプを押してもらった出入国カードを提出。ここでは日本語で「ありがとう」と言われただけで特に質問もありませんでした。
無事全員出国し、次はキルギスの入国審査へ。スーツケースをひっぱり国境となっているチュー川を渡ります。建物に入ると、さっきの人たちはどこに行ったんだと思うほどガラガラですぐに審査完了。ようやくキルギスへ入国できました。
バスに乗ってすぐ両替屋さんがあったので、そこで30ドルをソムに両替。
日本円は使えないので、あらかじめ米ドルに両替して持ってきましょう。
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ちなみに、成田空港にある銀行は同じ空港内でもレートが違うので比較してから両替したほうがいいです。
私が替えたときのレートは、三井住友銀行が123.49、三菱東京UFJ銀行が124.45で、一円近くも違いました。
=====ガイド=====
両替レートが今、1ドル60.2ソムだったが、去年のデータだと52ソムだったので、ちょっとレートが良くなっているが、円がドルに対して去年より悪くなっているので、実質的にはそんなに変わらないと思う。
500ソム札に印刷されているカラバイフさんはマナスという叙事詩の有名な語り部だった。裏にはマナスのお墓(廟)が描かれている。
硬貨の方には、comと書いてあるがこちらではcはsになるのでソムと読む。反対側にはキルギスの国章が描いてある。湖と鷹と山と太陽の絵。
日本の国章はというと実ははっきりしたものがない。パスポートの菊の紋は日本的なイメージで使われているだけで国章ではない。代理的に使われるのが内閣の桐の紋だが、あまりイメージがわかないので、菊の紋が表紙に使われている。
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また、硬貨には「3」という、あまりない単位のお金がありこれもちょっと珍しいということです。
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