2014年3月6日木曜日

湯西川温泉旅行記#10-本家伴久の平家ゆかりの露天風呂

旅行期間:2014年2月

1日目

お宿に戻るとロビーの窓側が少し暗くなり、ライトアップされた氷瀑が浮かんでいました。
部屋に戻る途中、再びかずら橋に寄り外からも眺めた後、部屋でちょっと休憩。

 

 

 


お風呂が空いた頃合を見て、ようやくこの旅初の温泉に行きました。
伴久の温泉は前述したとおり平家ゆかりのお風呂です。

伴久の露天風呂
栄枯盛衰は世の習いとはいえ、昨日まで金殿玉楼に夢を結んだ身が、今日は枯野に追手をのがれ、隠れ里を探して駆けまわる。忠房の愛馬も疲れ果て、ついに力尽きてしまった。忠房は涙ながら湯西川のほとりに「藤弦の乗鞍」を埋めて愛馬の塚を築き潜み住んだ。
時を経て江戸初期1570年、平忠房より十一代を経て、伴対馬守(ばんつしまのかみ)が雪の中に湯けむりが上がるのを見つけ、その上を掘り起こすと、この鞍宝物が見つかり、先祖の配慮に感動する。そしてこの湯を「藤鞍の湯」と名付け、現在この湯は本家伴久の露天風呂にあたる。(案内板より抜粋)

脱衣所へ行くと、なんと夕食のときに挨拶をしにきてくれた大女将に遭遇。時刻はもう23時半をまわっていましたが、一仕事終わってお風呂に入りに来たようです。二十五代目に継承したのに、こんな遅くまで働いてらっしゃるとは・・。

氷瀑に虹が出ましたよ

と教えてくれたので露天風呂に行ってみると、確かに青色だったのが消えて代わりに虹がかかっていました。
ここのお湯は無色透明で硫黄臭さもほとんどありません。
軒下に下がっているツララが落っこちてきても刺さらない位置でのんびりお湯につかり、一日の疲れをとりました。


↓この記事がお気に召したらソーシャルで共有してくれると嬉しいです↓
(ボタンは記事の一番下)




0 件のコメント:

コメントを投稿