2019年2月1日金曜日

コーカサス旅行記#07-アゼルバイジャンの世界遺産バクー旧市街の「乙女の塔」

旅行時期:2018年10月

2日目

旧市街の最後は、乙女の塔へ。









=====ガイド=====
正式名称はグズガラスゥ。高さ28m、壁の厚さは4~5mという堅牢な造り。階段は137段。2000年に世界文化遺産に登録された。
元々は5世紀ごろに拝火教寺院として建てられたとか、天文観測台として建てられたなどと言われているが、時代が流れ要塞の役割を持つようになった。
土台の部分が5世紀で、今見る姿になったのは、モンゴル襲来に備えて12世紀に再建されたといわれている。

名前の由来は、王がわが娘に恋をして結婚しようとしたが、嫌がる娘が時間稼ぎに父に塔の建設を請願したものの、塔が完成しても父の気持ちが変わらなかったため、王女が身を投げたという伝説が一般的。
しかし他にも諸説あり、結婚に反対された娘が絶望して塔から身投げしたが、人魚が娘を救い、婚約者の男性の元へいき、二人は末永く幸せに暮らしたとか、モンゴルに襲来されても塔が陥落せず占拠されなかった塔ということで、占領に対しては未経験(ヴァージン)だから「乙女の塔」とかいう説もある。

今はカスピ海から少し離れているが、かつては、海際に建てられた要塞だった。
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この塔は、内部の階段を上って屋上までいけるので、さっそく入ってみます。

 








各階には展示品があり、ちょっとした博物館になっています。
上まではずっと階段ですが、この展示を見ながらゆっくり上がればそんなに疲れません。

屋上へ出ると、バクーの街並みとカスピ海が一望のもと。










この日は天気がイマイチだったので残念でしたが、晴れていたら絶好の写真スポットです。


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