4日目
動物が草を食む長閑な景色を眺めながら、ニノさんによるジョージアについてのご案内。
=====ガイド=====
「ジョージア」という名前は英語読みで、ソ連時代にはロシア語で「グルジア」と呼ばれていた。しかし、ジョージア語では「サカルトヴェロ」といい、ジョージア人はそう呼んでいる。この意味は「ジョージア人が住んでいる場所」という意味。
ジョージアの国旗は白地に赤い十字架が5つあるファイブ・クロス・フラッグ。聖ゲオルギウス十字とエルサレム十字が四隅に配され、大きな十字架はキリストを意味し、4つの十字架は4福音者を表している。聖十字が色々な方向からジョージアを見守るという意味が込められている。
ジョージアは東ジョージアと西ジョージアに大きく分かれている。西は黒海があり亜熱帯気候、東は乾燥した気候。
ジョージアの北側には大コーカサス山脈があり、高さは2500mから始まる。一番高い山はシュハラ山で5201m。
キリスト教のジョージでは、埋葬は土葬で火葬は認められていない。理由は旧約聖書にあり、神様が人間を土から創ったとされているため、土に戻る土葬となっている。お墓の場所は政府によって決められている。
ジョージアは9の地方があり、今はカヘティ地方にいる。ゴンボリ山脈が走り、それを境に東側が「内カヘティ」、西側が「外カヘティ」。内カヘティの主な川はアラザニ川で、外カヘティはイオリ川。アラザニ川の土はとても豊かで野菜や果物はジョージアで一番おいしい。
さらにカヘティ地方はワインが有名で、ブドウも多く育てられている。ワインの作り方が独特で、無形文化遺産にも登録された。8000年前のワインのツボが発見され、ワイン発祥の地として知られている。現在全ジョージアでは500種類以上のブドウが栽培されているが、昔はもっと多かった。
一番有名な赤ワインはサペラヴィ、一番古くて有名な白ワインはルカツィテリという。自分がお勧めするのは、白はキシとチドリ、赤は西ジョージアのクワンチュカラ。他にも珍しいものでは、ウサテラウリという赤ワインがあり少し値段が高い。
※ツボのマークがあるのはジョージアスタイルのワインという意味
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ジョージアで最初のイベントは、ホワレリ村のガバディ村(村の中に村がある)の民家の庭でいただくワインを飲みながらのランチです。
ガイドにもあったように、ジョージアはワイン発祥の地とされているので、今回のツアーではたくさんワインをいただく予定。参加者の多くもワイン好きの人たちです。
ブドウ棚の下にテーブルが置かれ、そこでいただく模様。素敵です♪
自家製ワインの他、ブドウの搾りかすでつくるチャチャやブランデー、コニャックもふるまわれ、昼間からいい気分。
しっかり煮込まれた肉詰め野菜のドルマやチーズ入りナンなど、ここまででも結構なボリュームでしたが、さらに庭でお父さんが肉を焼いているというので行ってみました。
豚肉のBBQムツヴァディという料理で、しっかり火を通すため時間はかかりますが、これがかなり美味しかった。
このおうちでは、自家製ハチミツも販売していたので二つ購入。ワインのことも考えると、今回のお土産はかなり重くなりそうです。。
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