2015年9月15日火曜日

ヱビスビール記念館に行ってきた

おはらスレストランを出た後、恵比寿に移動しガーデンプレイスにある

ヱビスビール記念館

に行ってみました。
実は、父の実家がこの近くで、父が学生時代にこのビール工場でバイトをしていたというちょっとばかり所縁のある場所なのです。




館内へ入るとビール缶で作ったオブジェと恵比寿さまがお出迎え。







階段を下りていくと大きなホールになっていて、博物館の他、実際にビールが飲めるテイスティングサロン、グッズやおつまみが売っているお土産屋さんがありました。






ヱビスツアーという館内を案内してくれるツアーもあるようですが、私たちは無料で入れる展示室を見学してみました。





■この地で生まれたヱビスビール
ビール事業の将来性に着目した東京や横浜の資本家が集まり、日本一のビール会社を目指して、1887年(明治20)9月、「日本麦酒醸造会社」が設立された。1889年10月、現在の東京・目黒区三田にビール醸造場が完成。当時、この辺りは畑や山林が広がる民家もまばらな土地であった。突如として出現したレンガ造り3階建ての近代建築に、人々っは大いに驚いたことでしょう。そして会社設立から3年後の1890年2月、「ヱビスビール」が誕生した。(パネルより)













■新橋駅発の食堂車
1901年(明治34)、東海道線に食堂車が登場する。運営は西洋料理で有名な精養軒が担当した。メニューにはオムレツ、ビフテキ、タンシチューと定番が並ぶ。ビール1本25銭。勿論、ビールはヱビスビールである。(パネルより)





■駅名、地名になったビール「ヱビス」
出荷量の増大に伴い鉄道輸送の必要性が高まり、1901年2月、工場構内にヱビスビール専用の貨物駅が設けられた。更に1906年には渋谷駅寄りに、ブランド名「ヱビス」にちなんで「恵比寿駅」が開業し、旅客営業を開始。1928年には、周辺の地名も渋谷町下渋谷の伊達跡などが恵比寿通1丁目・2丁目と改称された。一企業のブランドが駅名となり、ひいては地名の起源になった極めて珍しい事例である。(パネルより)
















ヱビスビールにまつわる歴史をはじめ、当時のラベルや看板、広告などの展示物も豊富にありなかなかの見応えでした。


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