2015年5月24日日曜日

蔵王温泉旅行記#04-スカイケーブルで蔵王国定公園の中央高原へ

旅行期間:2015年5月

2日目

朝食は昨夜と同じ場所でバイキング。
山形名物のからから汁や玉こんにゃくなどもあり美味しかったです。




8時半、ホテルを出発。
まだ朝早いせいか人の姿もほとんどありません。近くの24時間営業のコンビニでお昼とおやつを購入。

 


観光案内所で地図をもらい蔵王スカイケーブルで山の上を目指します。
蔵王ロープウェイ蔵王中央ロープウェイは今日から運休ですが、スカイケーブルは5月28日までやっているらしい。



スカイケーブルの乗り場の「上の台駅」まで観光がてら温泉街を通って行きました。
町中を流れる川や用水路から湯気が立ち上っています。
共同浴場や旅館が立ち並ぶ高湯通りは日本の小さな温泉街といった感じでとてもいい雰囲気。

 

 


高湯通りを突き当るとそこから長い石段が続き、その上に薬師神社と酢川温泉神社があります。












酢川温泉神社
祭神 大国主命 少彦名命 須佐之男命 軻遇突智神
由緒  清和天皇「三代実録」の条に授貞観15年6月26日出羽国正六位上酢川温泉神従五位下とあるは本社なり。酢川温泉は当温泉の古名にして高湯温泉とも称せり。当社は龍山上に本宮蔵王山熊野岳に離宮(昭和27年蔵王山神社と改称)。 本殿は口の宮にして三宮一社なり古来社殿をこの地置く中世神仏融合説により薬師如来を併す。明治維新神仏分離令によりこれを庵寺に移し明治11年旧に復す。昭和34年社殿の改築を計り金55,8318円の寄進を得同年11月現地に竣工す。旧社殿は薬師神社と改称し先の薬師如来を宝物として安置す。薬師像は国立文化財研究所の鑑定の結果鉄仏にして鎌倉時代の本県三仏中の一なり。(案内板より) 


酢川温泉神社からほどなく上の台駅に到着。
片道チケット(800円)を買い乗り場へむかいます。ロープウェイのように出発時間は決まってなく、お客さんが来たらすぐに乗せてくれるので便利。
けっこうくたびれたカゴですが、8分ほどで山の上まで連れて行ってくれるのはありがたい。

 

 


山頂の中央高原駅に着くとすぐ目の前に蔵王三大神のひとつ蔵王大権現の社がありました。
そこを右に行くとドッコ沼や不動滝に至ります。

 




蔵王と蔵王大権現 
郷土史家 武田好吉
陸奥をふたわけざまに聳えたまふ 蔵王の山の雲の中に立つ
歌聖齋藤茂吉の歌のごとく、奥羽の天地を南から北に大きく二分して聳える雄大な蔵王は、その昔「不忘山」とか「刈田嶺」「よねの山」などとも呼ばれていましたが、修験道が弘通してからは、「蔵王山」と称されるようになり、麓の修験に蔵王権現がまるられるようになりました。
蔵王権現の躍動する雄猛無双な姿と三眼怒髪の大忿怒相は、どんな悪魔をも降伏して平和を招来する象徴とし、又頼もしい農耕用の水の神として、慕われ崇敬されております。
もともと蔵王権現は、修験道の開祖で後の神変大菩薩の称号を贈られた役ノ行者小角の祈念によって湧出した山岳斗薮の守護神でありましたが、登山の大衆化とともに広く人々から尊崇されるようになりました。(案内板より)


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