2015年4月24日金曜日

スリランカ旅行記#39-日本を救ったジャヤワルデネ氏と見ると幸せになる幻のミズオオトカゲ

旅行期間:2015年1月

4日目

お堂から出ると広い庭に出ました。
右側に集会場と仏教博物館があり、その向こうの山から時折バーンという大きな音がします。

=====ガイド=====
この建物は王様時代に建てられたもの。爆竹の音が聞こえるがそれはサルを追い払うため。
王様のプライベートで使うジャングルだった。
昔は建物に瓦があったが爆撃で壊れてしまった。
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さらに進むと左側にたくさんのランプが灯ったガラス張りの建物が出現。
スリランカの参拝では、オイルランプとお線香とお花でお参りをするそうです。






その向いの建物に入ると大きな象の剥製がありました。

=====ガイド=====
この象はラージャという名前で、50回ペラハラ祭りに参加しお釈迦様の仏歯を自分の背中に乗せた立派な象。亡くなった時、500~600人のお坊さんが集まってお葬式をした。
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部屋の壁には象の写真が飾られていましたが、その中の一枚に日本の恩人とも言うべきジャヤワルデネ氏が写っているものがありました。

=====ガイド=====
世界戦争の後、いろいろな国で会議があったが、最後に行われたのがサンフランシスコだった。1951年8月15日に行われたこのサンフランシスコ講和会議では、敗戦国の日本に制裁を与えるべきだという議論が起こっていたが、スリランカ代表のジャヤワルデネ氏が「憎しみは憎しみで越えられない」という仏陀の言葉を用いて何時間も説得し、最終的に参加者たちの心を打ち日本の自由を守った。もし彼がいなければ、天皇陛下はイギリスで死刑になり、日本はソ連、アメリカ、中国、イギリスに分割され支配されていた可能性がある。
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この話は、テレビの番組で観たことがあり知っていましたが、まだまだ知らない人も多いのではないでしょうか。
本当に、もし彼がいなければ今の日本はどうなっていたことか・・と思うと恐ろしくなります。

これで仏歯寺の見学はおしまい。
剥製のある建物の隣には考古学博物館がありますが今回はスルー。
お堀を渡り、入り口で靴をうけとって外に出ます。





 


セキュリティーゲートを通ってキャンディ湖のほとりを歩いていると、その湖畔に大きな何かがいました。

=====ガイド=====
これはミズオオトカゲという名前で毒がある。見ると運が良くなると言われているがなかなか見られない。
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魚をたくさん食べた後らしくお腹かが異常にふくらんでいたのですが、その姿からは、どうも運がよくなるとは思えないなぁ・・。
それにしてもスリランカは、本当にあちこちにいろんな動物がいる国です。


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