2014年11月18日火曜日

SPACE EXPO 宇宙博 2014 #14-火星探査車キュリオシティ

見学日:2014年9月

今回の宇宙博のメインのひとつ、火星探査車キュリオシティの展示です。

●マーズ・サイエンス・ラボラトリー 火星探査車キュリオシティ
NASAによる火星探査車キュリオシティは、火星探査が始まって以来初めてとなる火星表面の本格的な掘削を行い、試料を採取するなど多くの成果をあげています。また、自然放射線量の測定など、将来の火星有人探査計画に必要なデータの収集も行っています。2014年4月、キュリオシティはさらなる新発見を求め、4つの異なる種類の岩石が重なりあった「キンバリー」と呼ばれる地点に到着し、大規模調査を開始しました。キュリオシティは、今年の6月24日に火星着陸から1火星年(地球の1.88年)を迎えました。


















●火星探査
1898年にH・Gウェルズが、火星人の地球侵略を描いたSF小説「宇宙戦争」を発表してから現在に至るまで、火星は数多くの小説や映画の題材として扱われ、世界中の人々を魅了し続けてきました。
1960年代以降、火星の謎を解明するために始まった火星探査は苦難の連続でした。2000年代後半に入ると、NASAによる火星探査ミッションが数多く実施され、水の痕跡や水が流れていることを示す証拠が発見され、さらにかつて微生物の生育に充分適した環境であったことを明らかにするなど、着実に火星の解明が進められています。

●火星隕石(ナクライト)
火星隕石は、約13億年前に固結した火星岩で、巨大な隕石が火星に衝突して、岩石の一部が宇宙空間にはじき出され、地球に到達したもので、含まれるガス成分が火星の大気と一致することから火星起源とされています。水が存在しないとできない鉱物を含んでいることから、火星に水が存在した証拠をもっている隕石です。




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