2014年9月10日水曜日

アンリ・カルティエ=ブレッソン 20世紀最大の写真家(「知の再発見」双書):おすすめ本

「決定的瞬間」という言葉で有名な20世紀最大のフランス人写真家アンリ・カルティエ=ブレッソンの生涯を綴った本。

アンリ・カルティエ=ブレッソン 20世紀最大の写真家(「知の再発見」双書)(クレマン・シェルー, 遠藤ゆかり)




2004年に95歳で亡くなった天才的な写真家の生き様が、たくさんの作品や縁の画像とともに掲載されています。

彼は、機動性にすぐれた小型のライカのカメラを持ち歩き、一瞬の「決定的瞬間」を撮影することに長けていました。
なにより構図を大切にし、人工的な演出には興味をもたなかったので、自分の求める構図になるまで人が移動するのを辛抱強く待ったり、逆に気づかれないように後をつけていったり、あくまで自然に引き起こされる完璧な構図の一瞬を求めていたそうです。


そのため、新聞社などが自分の写真を掲載するとき、勝手にトリミングをすることを酷く嫌い、しまいには写真のまわりの黒い枠を残したまま掲載するよう要求しました。どこまでも、見たものに忠実でありたいからということです。

アフリカや中南米などにも撮影旅行に出かけ、精力的に作品を作り出していましたが、第二次世界大戦でドイツ軍の捕虜になってしまいます。
その中で、彼は脱出を企て、最初の2回は失敗しましたが、3回目で見事成功。
のちに、どの旅行が一番気に入っているかというインタビューに対し、この脱走時のことを挙げています。

写真の他にも絵画や映画の作成にも携わり、晩年は主に絵を描いて過ごしていたそう。
もともと画家志望だったので、そちらの方の腕も多いに発揮していたということです。

写真を撮影する際の技術的な説明はほとんどありませんが、アンリ・カルティエ=ブレッソンの心構えや考え方、構図についてなど多くを学べる本です。


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【内容】
“決定的瞬間”という言葉で一世を風靡し、2004年に95歳でこの世を去ったアンリ・カルティエ=ブレッソン。20世紀最大の写真家の生涯のすべてを、作品とともに解説する。
【著者情報】
シェルー,クレマン(Ch´eroux,Cl´ement)
ポンピドゥー・センター(パリ)の写真部門学芸員。写真史家、美術史博士。『第3の目、写真とオカルト』(2004年)など、展覧会のカタログも編纂している。雑誌「写真研究」の副編集長でもある(「BOOK」データベースより)

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